先日私たちは11泊12日の沖縄新婚旅行へ行ってきました!
11泊の間に本島・石垣島・離島と巡りましたが、そのうち西表島での滞在時に訪れたのが「マリユドゥ・カンピレーの滝」。
今回西表島には身一つで渡ったので、レンタカー等の飛び道具も無い状況下、それでもなんらかの自然を感じるスポットに行きたい!と諸々調べた結果たどり着いた滝。
レンタカーなし、ガイドなしで自分達の足でたどり着けるスポットで、西表島の大自然を満喫するトレッキングを楽しめたおすすめスポットです◎
今回の記事ではそんな「マリユドゥ・カンピレーの滝」について詳しくご紹介していきます!
★現在地:DAY4
DAY1
- 飛行機で東京→那覇へ移動
- サムズ アンカーイン国際通り店でディナー
ダブルツリーbyヒルトン那覇fa-home
DAY2
- 飛行機で那覇→石垣島へ移動
- あらかわ食堂でランチ
- 居酒屋てっぺんでディナー
- 石垣島ナイトクルーズ参加
DAY3
- フェリーで石垣島→西表島へ移動
- ダグズバーガー石垣島店でランチ
- 石垣島ビール工房アゲインストザクレインで休憩
- 星野リゾート西表島のホテルディナー
DAY4
- マリユドゥ・カンピレーの滝ツアー参加
- フェリーで西表島→石垣島へ移動
- ポーク玉子おにぎり玉やでランチ
- レストラン「ひるぎ」でディナー
- The Shake 石垣島でデザート食べ歩き
DAY5
- 黒島サイクリングを楽しむ
- 島カフェハートらんどでランチ
- 石垣島鍾乳洞を散策
- あじ彩石垣島でディナー
DAY6
DAY7
- フサキビーチリゾートで海を堪能
- 石垣やいま村を散策
- マングローブカヌー体験
- 川平湾観光
- 離島ターミナル付近の居酒屋でディナー
DAY8
- 飛行機で石垣島→那覇へ移動
- 国際通り散策
- 海援隊グループの居酒屋でディナー
ダブルツリーbyヒルトン那覇
DAY9
- 慶良間諸島シュノーケリング
- キャプテンズイン国際通り店でランチ
- 国際通り観光&海援隊グループの居酒屋ディナー
ダブルツリーbyヒルトン那覇
DAY10
- バスでシェラトン沖縄サンマリーナリゾートへ移動
- シェラトン沖縄のホテルランチ
- メガジップ体験
- ハッピーアワーを楽しむ
- シェラトン沖縄のホテルディナー
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
DAY11
- ホテル内アクティビティを堪能
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
DAY12
- 沖縄エアポートシャトルで那覇空港へ移動
- 飛行機で那覇→東京へ帰還
▼11泊12日の旅行プランまとめ記事はこちら!
Contents
マリユドゥ・カンビレーの滝とは?
亜熱帯のジャングルにその大半を覆われた島、西表島。
そんな西表島には沢山の滝がありますが、そのほとんどに案内看板などは無く、ガイド無しで行くのは非常に困難。
西表島の山中では圏外になり山中で迷うと外部と連絡を取る術はないため、安易に山中に入るべきではないです…!
その中で、個人でも行ける滝がこの「マリユドゥ・カンピレーの滝」。
西表島の中央から北西に流れる浦内川の上流にある滝で、登山道や案内板が完備されています。
交通アクセス
マリユドゥ・カンピレーの滝はいずれもジャングルの奥地にあるため、車でのアクセスは不可能。
じゃあどうするのか?というと、浦内川の下流船着き場から遊覧船&トレッキングで目指します。
マリユドゥの滝はカンピレーの滝へ向かう途中にある滝なので、一度に両方の滝を楽しめるのが良いところですね◎
滝への行き方
マリユドゥの滝
カンピレーの滝
遊覧船について
マリユドゥ・カンピレーの滝へのアクセスには遊覧船の利用が必須。
そんな遊覧船は、「浦内川観光」にて運行しています。
名称 | (資)浦内川観光 | ||
---|---|---|---|
住所 | 〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原870-3 |
||
電話番号 | 0980-85-6154(8:30~16:30) | ||
公式HP | https://www.urauchigawa.com/index.html | ||
遊覧船料金 | 大人:¥3,000 子供:¥1,500 |
遊覧船の利用には予約は不要。当日浦内川観光受付に申し出ればOKです。
■運行ダイヤ
出発時刻 | 定時便 |
---|---|
9:00 | 遊覧、滝コース |
10:00 | 遊覧、滝コース |
11:00 | 遊覧、滝コース |
12:30 | 遊覧、滝コース |
14:00 | 遊覧、滝コース |
15:30 | 遊覧のみ |
マリユドゥ・カンピレーの滝に行ってみたよ
浦内川観光にて受付
▲西表島滞在2日目の朝。前日に宿泊していた星野リゾート西表島ホテルからの送迎で、浦内川観光受付までやってきました!
浦内川観光では上原港・星野リゾート西表島ホテル限定で無料の送迎バスを運行しているため、車なし民としてはありがたい限りでした。
※送迎バスの最新情報については浦内川観光のHPを適宜ご確認ください
▼星野リゾート西表島ホテルの宿泊記はこちら
▲浦内川観光の入り口です。浦内川観光では遊覧船の運航以外にも、カヌーやSUPのツアーも開催中。
時間が許す方はぜひそれらもチェックしてみると良いかもですね。
▲受付の施設内では、西表島のグッズやカップラーメン等の簡易的な食事の販売もされていました。
船の出発まではこちらの待合室で時間を過ごします。
▲待合室内にはカヌー等のツアーで使われるであろう救命胴衣等々が用意されていました。
椅子も十分にあるので、皆さん思い思いの場所でくつろいでいた印象です。
▲まだ出発まで時間があったので待合室からでて周辺を散策することに。
直ぐ側の水辺の水も透き通っていて、よーく目を凝らすと沢山の魚が泳いでいました!さすが西表島。
▲こちらが今回利用する遊覧船、マリウド一号です。
箱根や日光等の湖にあるような遊覧船とは一味違う、完全に移動に特化したタイプの船です。
▲近くには自動販売機の用意もありました!
上流船着き場以降は当然ドリンクを購入できる場所など無いため、ここでしっかり購入しておきます。
▲お手洗いも用意されているので、船に乗り込む前に済ませておきます。
▲ちなみに手を洗う場所はココ。ぱっと見なんだか分からなかったんですが、ホースから水道水が出ているから手を洗うのに使用してくれ、とのことでした。
▲とってもいいお天気で爽快!
▲南の島らしいお花も見ることができて、否が応でもわくわくしてきました~!
遊覧船で上流船着き場へ
▲出発時刻になり、早速船に乗り込みます!
特に座席の指定もなく、好きな場所を選んで座ります。
▲出発!
▲船に乗っている間も、浦内川観光の方が適宜ガイドとして西表島に関する案内をしてくれます。
途中マングローブの脇を抜けていく部分もあり、これが噂のマングローブ…!と思わず見入ってしまいました。
▲船はおよそ30~40分間川を遡っていきます。
思いの外ハイスピードで爽快感抜群。
▲あっという間に景色が変わり、鬱蒼としたジャングルに囲まれていることを実感させられます。
もう水の色が完全に緑だ…。
▲船はガイドに合わせてスピードを上げ下げしながら進み、体感としてはあっという間に上流船着き場に到着しました。
いよいよここから、マリユドゥ・カンピレーの滝までのトレッキングがスタートします。
トレッキング開始!
▲いざトレッキング開始です。
マリユドゥの滝までは30分、カンピレーの滝まではそこから更に20分というそこそこがっつりめのトレッキング。
▲遊歩道としては整備されているものの、ほとんどがこの写真のような「獣道を何度も通っていたら踏み固まっていい感じに道になりました」…という感じを拭えないレベルの整備度合い。
当然、サンダルなどでは突破できないためしっかりとした靴の用意が必要です。
▲9月末の西表島なので、気温も高め!道中に見かけるせせらぎでなんとなく気分がうるおいます…。笑
▲せせらぎの付近に見たことも無いような虫がいたり、道中ヤモリをたくさん見かけたり、南国らしい大きな葉を持つ強い植物が生い茂っていたり…、と西表島の自然をダイレクトに感じられる道のり!
前日までホテルでぬくぬくと過ごしていた身に、その自然の力強さをまざまざと思い知らされます。
マリユドゥの滝に到着
▲歩くこと30分超、展望台に到着しました!
展望台からはマリユドゥの滝全景が見渡せます。少し遠いですが、こちらの写真の真中部分に流れ落ちているのがマリユドゥの滝。
マリユドゥの滝は近くに行ってしまうと一部しか見ることができないので、全景を収めたい場合は展望台からのほうが綺麗に見えます。
…にしても完全に山の中!当然スマホはとっくの昔に圏外。
改めて、整備されている遊歩道のありがたさと、自然の脅威を感じますね…。
▲マリユドゥの滝はココまで近くに寄ることができます。
これより先にも木道は続いているのですが、数年前の台風により壊れたまま整備されていないので、現在は立ち入り禁止となっています。
自然の様相そのままに、流れ落ちる滝を見ていると癒やされますね…。
カンピレーの滝に到着
▲マリユドゥの滝から歩くこと更に30分弱。トレッキングの目的地・カンピレーの滝に到着しました!
カンピレーの滝はマリユドゥの滝と比べると勾配は優しく、まるで岩肌を撫でるかのように滑り落ちる水の様子を見ることができます。
▲ようやくたどり着いた!という達成感と、カンピレーの滝と周囲の自然が織りなす美しさに、なんだかとっても満ち足りたものを感じました…!
カンピレーの滝の場合、滝のすぐそばの岩肌まで降りてもOK。
そのためには、およそ150cmくらいの崖を下り(帰りは登る)必要があるのでそこそこの身体能力と勇気は必要です。
ちなみに私は身体能力に不安感があったので早々に断念しました。笑(こんなとこで怪我したら絶対無事に帰還できない…)
▲木の陰で涼みつつ、カンピレーの滝を眺めながらしばし休憩タイム。
程よく心地よい疲れと、滝を通り抜ける涼しい風が心地よい空間でした…!
船着き場、浦内川観光へ帰還
▲滝を堪能した後は、来た道を逆にたどり船着き場を目指します。
帰りの船の時間は決まっているので、ちょくちょく時間を確認しつつ帰りのトレッキングも楽しんでいきました~!
▲行きより体が慣れたのか、思いの外早く着いたため船着き場近くの休憩所で休憩。
この休憩スポットにはトイレも完備されているので、ココまで戻ってくればもう安心です。
▲ヤモリ?トカゲ?をカメラでとらえることができました!道中たくさん見かけたけどここにもいた!
▲そろそろ船の時間だなと船着き場に向かって歩いていくと、ポツポツと水滴が…
▲そのまま振り始めた雨は気がつけばざあざあ降りに!
朝の快晴からは想像もつかない天気に驚きを隠せず。さすがジャングル、さすが西表島。
山の天気は変わりやすい、をこうも見事に体験することになるとは予想外でした。
▲木々の下で雨をやり過ごしていると、奥の方から迎えの船がやってきました!
ざあざあ降りの雨でさぞ視界が悪いだろうなあ…というなかなかなコンディションの中、ものすごい安定感を持って操縦されていてこれまたさすがだなあと思わずにはいられませんでしたね…。
▲2時間ぶりの遊覧船です。
帰りは、行きに散々説明したからか、あるいは単に天候の問題からか、常にトップスピードで風を切る速さで川を下っていきました。
▲西表島の山中をどんどん後にしていきます。
▲下流の方まで降りてくると、気がつけばあんなに空をすっぽり覆っていた雨雲が段々と影を潜め、青空が覗きだしていました。
その上、行きの工程では完全に海中に沈んでいたマングローブの根っこが綺麗に見えています。
▲そして、下流船着き場まで帰還!
たった3~4時間程度のジャングル体験でしたが、遊覧船にトレッキング、滝の鑑賞に天気の移り変わりに…と様々なことを身をもって味わった、充実した時間となりました!
マリユドゥ・カンピレーの感想
- 西表島の圧倒的な大自然を満喫できる!
- トレッキング用の道・休憩スポット等が整備されていて安心
- トレッキングであることは間違いないので、事前準備&適した装備は必須!
圧倒的な大自然を満喫!
▲マリユドゥ・カンピレーの滝を訪れる最大の魅力は、何と言っても西表島の大自然を直に感じられること…!
星野リゾート西表島ホテルに滞在中も「さすが西表島」と感じさせられる自然は味わっていたのですが、やはり人工的な施設と”本物”は違う。
実際に歩いて、目にして、肌に触れて味わうのは本当に気持ちが良いものです。
トレッキング道は整備されておりトイレも完備
▲西表島の山の中にあるトレッキング道ですが、船着き場をはじめ、トイレや道、こんな看板まで諸々観光向けに整備されているのが安心ポイント。
観光客としては、お手軽に安心して味わえる大自然がありがたいのです…。
▲船着き場の近くにはこんなしっかりした休憩スポットがあり、ちょっと早めに戻ってきてしまってもゆったり過ごせます。
トレッキングに適した装備&服装がマスト!
▲諸々整備されている!…とはいっても、西表島の大自然の中に分け入っていくのには間違いなく。
道中、不安定な道や一歩足を滑らせたら取り返しが付かないポイントがあったり、虫やら動物やらヤモリやら沢山の生物と遭遇したりします。
そのため、トレッキングに適した服装&装備はマストです。
服装のポイント
まとめ
今回の記事では、西表島内の観光スポット「マリユドゥ・カンピレーの滝」について、その行き方や実際の体験レポをお届けしました。
わざわざ訪れてよかった!と二人口を揃えて言うくらい、濃厚な体験となりましたね…!
せっかく西表島を訪れるのなら、ぜひその大自然を満喫できるトレッキングに繰り出してみてはいかがでしょうか?
▼西表島での宿泊なら「星野リゾート西表島ホテル」がおすすめ!宿泊記はこちら
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