こんにちは、yu-です!
梅雨真っ只中の今日このごろ、どこへでかけてもジメジメとした湿気にまとわりつかれ、傘を忘れて出かけてしまった日にはコンビニの1000円のビニール傘を買うべきか悶々とする羽目になる…、そんな厄介な季節。
こんな季節は屋外には遊びに行かず、おしゃれなホテルでダラダラするに限ります。
というわけで、今回は三井ガーデン系列の比較的新しいホテル、「sequence SUIDOBASHI」を訪れました!
ホテル入口にどーーん!と備え付けられたプロジェクターだったり、
チェックインが17:00、チェックアウトが14:00という珍しい時間設定だったり、
”Face key"というサービスのようなスマートな仕組みだったり。
なんだか新しい体験ができるホテルでした。
というわけで今回の記事では、「sequence SUIDOBASHI」の宿泊記をお届けします。
Contents
ホテル概要
住所 | 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-22-17 | ||
---|---|---|---|
電話番号 | 03-3222-3131 | ||
チェックイン/アウト | チェックイン : 17:00チェックアウト: 14:00 | ||
公式HP | https://richmondhotel.jp/asakusa/ | ||
駐車場 | 駐車場なし | ||
おすすめ度 |
|
交通アクセス
「sequence SUIDOBASHI」はJR水道橋駅西口の目の前にあるホテル。
駅出たらすぐ目の前にあるため、雨が降っている時でも、傘をささずに走ったらギリギリ濡れちゃうね!程度で済みます。
交通アクセス
- JR水道橋駅西口:徒歩1分
JR水道橋西口からは本当に徒歩一分で着く距離ですが、間違えて「JR水道橋東口」から出てしまうと徒歩6分に跳ね上がります。
所要時間・6倍です。
その上東口からだと少々道がわかりにくい、というおまけ付きなので特に雨の日は割と洒落になりません。
宿泊記
全体的に白と黒のツートーンカラーでまとめられたおしゃれさが特徴。
客室内は、「楽屋」をイメージしているとのことでしたが、一度訪れれば納得です。
と感じる部分があって楽しい滞在でした!
では詳しい宿泊記に参りましょう。
外観・エントランス
JR水道橋駅西口を出るとすぐ目に入る、特徴的な外観。
そう、それこそお目当ての「sequence SUIDOBASHI」です。
水に浮かぶ光に、巨大なスクリーンが目に入り、おおっとなりましたね!
この日スクリーンには、野球の試合が投影されており、テラス席で食事を楽しんでいる方もいました!
そんなテラスの先に、ホテルのエントランスがあります。
フロント・ロビー
フロントのある1階は、鏡が多用された高レベルなおしゃれスペース。
どこぞのおしゃれなバーなのかな??という雰囲気が溢れています。
そんなロビーの一角には、こんなスペースが。
どうやらこちら、備え付けのモニターに映像を写しながら商談もできちゃうよ!!…というコワーキングスペース。
現在のリモート型の働き方、というやつに全力でマッチしています。
チェックインは事前登録でスマートに!
こちらのホテル、チェックインは対人のカウンターではなく、宿泊客自らが専用のチェックインマシンを利用するシステムです。
最近訪れた中だと、「The b 銀座」や「ゲートホテルプレミアム日本橋」がこの仕組でしたが、名前や住所を画面をポチポチして入力しなくてはならず、はっきり言ってかなーーリめんどくさいシステムでした。。
さて一方の「sequense SUIDOBASHI」、こちらは素晴らしかった。
もちろん、基本はその場で諸々入力する仕組みなのは変わらないんですが、事前に専用アプリをインストール→アプリ上で情報登録をしておくことで、QRコードもしくは顔をパッと移すだけであっという間にチェックインが完了できるんです。
実際にアプリ上で情報を入力すると、こんな画面が表示され、あとは現地のチェックインマシンにQRコードを写すだけ。
これだ。これだよ。これこそが”スマートチェックイン”というやつだ…!!
実際チェックインの所要時間も、他ホテルのマシンより早いのはもとより、対人でやってた時よりも余計な手順が少ないためとにかく早く、ストレスフリー。
もちろんデジタルネイティブ世代をターゲットにする、という前提にはなりますが、是非他のホテルでも導入して欲しいシステムでしたね…!
クロークもセルフで利用可能
フロントの奥、エレベータの手前にはクロークと称したコインロッカーがあります。
こちらのホテル、他のホテル同様出発前後の荷物の預かりサービスを実施しているのですが、フロントのカウンターで受付して、クローク用の受付用紙を書いて、番号札もらって、なくさないように後生大事に抱えて観光に出かける……、もうそんなのは古い!
そんな煩わしい書面の手続きから開放され、ついにコインロッカーという最終形態におちついているのです。
このコインロッカールームに入るためには鍵がかかっているためスタッフの方に声をかけなくてなはらない、という一手間こそありますが、非常にスマートなのは言うまでもありません。
客室 Queenルーム
今回宿泊したお部屋は、クイーンサイズのベッドがあるタイプのお部屋です。
広さ | 14.6〜18.1m² |
---|---|
ベッドの数 | 1 |
ベッドサイズ | 1,390〜1,600 |
定員 | 2 |
フェイスキー
前述の事前登録の際に「フェイスキー」を登録すると、なんと顔が鍵になります。
使い方は簡単、エレベータや客室のとびらにあるこの画面をタッチして、顔をかざすのみ。
これはかなり新しい仕組みで面白い!
…といいつつ、今回は毎回マスクをずらさなくてはならない煩わしさからカードキーを選択しましたが、いつかトライしてみたいですね。
客室内の様子
客室内に足を踏み入れると、まず左手に大きな鏡と机が。
右手には、シャワールームとお手洗いが並んでいました。
こちらのホテルはよくあるユニットバスタイプ…ではなく、3点水回り独立型のタイプ。
洗面台(水道)は先程の鏡の前、大きな机の並びにあります。
これには、
「こんなスペースの使い方があったのか!!」
と驚愕。どこまでもスマート、そしておしゃれな作りです。
更にはこの水道、水の勢いが調整されており、勢い良く出しすぎて周囲がびっしょびしょ!…ということにならない工夫がされています。
客室内にはタンスや棚のような、ドアがついた収納スペースはほぼ無く、ラックとかにぽん!と用意されています。
こういった細かいところから「楽屋」をイメージしていることが伝わって、楽しかったですね~!
タオル類は入り口・シャワールーム近くのラックに。
衣類をかけるハンガーは、部屋の奥にハンガーラックが用意されています。
そしてそのハンガーラックの向かいには、クイーンサイズのベッドが用意されていました。
全体的に白と黒のツートーンカラーが綺麗で光っています。
コンセプト強めのホテルとして、ここまでやってくれるのは嬉しいです。
ああまたこの雰囲気の中でのんびりしたいな…、と思わせられます。思わず。
バスルーム・トイレ
前述の通り、バスルームはユニットバスタイプではなく、シャワーブースが用意されています。
このシャワーブースが美しかったんだ。←
どうです、このゆっくり注意して撮影したはずなのにブレるくらい、照明が抑えられた空間!
(※暗いとカメラは混乱するのでブレやすいんです)
あまりに暗かったため都合上画像を明るく設定してしまいましたが、本当はもっとぐっと照明を抑えられており、その中で唯一灯されている頭上のライトが反射してきれいなんですよね…。
なんだかものすごく自分自身がおしゃれな存在に成れたかのような錯覚を味わえます。
シャワーブース内には、シャンプー・コンディショナー・ボディソープが用意されています。
客室備品
次に客室備品の紹介です。
ハンガーラックの下には、冷蔵庫と貴重品格納用の金庫が用意されています。
ここに除菌・消臭スプレー、ティッシュも用意されています。
この除菌・消臭スプレーは三井ガーデン系列御用達のもの。無臭で使いやすいです。
洗面台の横には、歯ブラシと歯磨き用のコップが用意されています。
ちなみに客室内に用意されている、バスアメニティは歯ブラシのみ。
その他のカミソリやヘアブラシは、レセプション=フロントで言って受け取る仕組みです。
少々めんどくさいようですが、正直個人的には普段カミソリやヘアブラシは持参しているためホテル備え付けのものはほとんど使用していません。
とはいえ一度客室内に用意してしまうと廃棄が発生してしまうわけなので、これは諸々に優しい良いシステムなのでは??と思います。
なので、お部屋のアメニティとしては十分でした!
客室内には人数分のスリッパが用意されています。
こちらのスリッパ、Sequence仕様となっておりかなりふかふかで快適でした!
客室内には使い捨てタイプのスリッパの用意もあります。
こういった細かい心遣いが嬉しいですね。
館内着は過ごしやすい上下セパレートタイプ。
まだホテル自体わりと新しめだからか、用意されていた館内着は2着ともかなりパリッとしていて、新品感がありました。
ドライヤーはこちらのSALONIA製のものが用意されています。
このドライヤー、見た目はものすごく高価そうなのにその実リーズナブルな価格であるため、
「見た目だけよくって性能は残念な奴なのでは??」
と勘ぐっていたものでした。
期せずしてここで試すことができたわけですが、これはなかなかスゴイ製品。
特にMAX風量が想像を絶する威力を持っているため、予想の3倍のスピードで髪の毛が乾きます。
少々音声がにぎやかなのが気になりますが、この風量なら致し方ないレベル。
次回ドライヤー購入時の有力候補ですね…!!
特徴的なTV
さて、ここまで見てきてなんとなくお気づきかと思いますが、客室内には大きい備え付けのテレビ、というものがありません。
これは始めはマイナスな方向で驚きました。。
確かに、スペースをうまーく使った結果、見渡してもテレビが設置できそうな場所はありません。
ところが肩を落とすには早すぎた。
よく見たら、机の上にはこんなものが乗っていました。
そう、テレビが無いのではなく、ポータブルテレビが用意されていたのでした。
これもホテルのコンセプトの一つで、寝転がってどんな体勢になってもテレビを見れるよ!…というもの。
確かに、テレビを見れるモバイル端末を持ち合わせていない身からすると、コレはなかなか新しく面白かったですね!
Amazon等で見てみると、防水タイプのものでもかなりお手頃なものが販売しています。
コレがあれば念願の (?)お風呂でテレビ!を楽しめちゃいます。
モノ自体は悪くないんですけどね…
滞在中はこいつにおまかせ!なタブレット
客室内ベッドの脇には、タブレットが設置されています。
こちらのタブレット、かなり多機能で便利。
- フロントへの連絡(電話)
- 客室間の連絡
- ホテル情報の閲覧
- 周辺観光情報の閲覧
- チェックアウト
もう今後できるホテルは、ホテル情報を冊子で置いて…、なんていう時代は終わったのでしょうかね。
特に便利なのは、客室内でチェックアウトができるということ。
まあ最近では珍しくは無くなってきたシステムではありますが、チェックアウトに並ばなくても良い!というのはありがたいことですね!
貸し出し備品
客室内の備品は全体的に少なめですが、それを補ってくれるのが、貸し出し備品です。
前述のタブレットにも書いてあり、フロントに問い合わせると客室までデリバリーしてくれちゃいます。
- 空気清浄機
- 電気ケトル
- 加湿器
- アイロン
また、貸し出し備品として記載の無いものも、聞いてみるとあったりします。
これは私がシャワーを浴び、いざお酒を口にしてやろうかと目論んだその時の出来事。
客室内にグラスが用意されていないことに気がついたのです。
客室内にあったコップといえば、歯ブラシと共にセットされていたプラスチック製のアイツのみ。
ちょっとコレでお酒をのむのはなあ…、と却下。
とはいえ、シャワー後だから今から着替えて出かけるのもめんどくさい。なんせ雨だし。
そこで、私はダメ元でフロントに電話しました。
貸し出してくれたりしちゃいました!!
…というわけで、記載の無い貸し出し備品も、聞いてみると良いと思います。
館内施設
「Sequence SUIDOBASHI」には館内施設がいくつかあります。
- 自動販売機・電子レンジ
- コインランドリー
- クローク(1階)
- SHUNKAN LOUNGE
- KANPAI TERRACE
自動販売機・電子レンジはホテルの6階にのみ用意。
また、宿泊客のみ入れる「SHUNKAN LOUNGE」という気になりすぎるネーミングのこの施設は、大きなプロジェクターのある特別な空間。
現在はこのご時世なのでがらんとしていましたが、本来はプロジェクターにスポーツを投影して皆で盛り上がるぜ!…なんて使い方のできる、このホテルの特徴がガンガン出る空間です。
KANPAITERRACE<朝食>
1階にあるこのKANPAI TERRACEは、朝昼晩と姿を変え、その時間にあった楽しみ方をできるレストラン&バー。
晴れていれば、入り口にあるあのでっかいプロジェクターを見ながら、都会の風を感じながら食事を楽しむことができます。
今回はこちらで朝食を摂ってみました!
この朝食については別記事で詳しく紹介します。
まとめ
今回の記事では、「Sequence SUIDOBASHI」の宿泊記をお届けしました。
- コンパクトで機能的な客室
- チェックイン・フェイスキー等のスマートな仕組み
- シャワーブース好き
コンセプトの光るおしゃれなホテル!fa-check
アメニティや客室備品は少なめですが、すべてコンセプトが反映された結果だと思うと、それも良いね!と思えてくるこの不思議。
なんだか掌で踊らされているような気もしますが、個人的にはお気に入りのホテルになりました!
是非水道橋を訪れた際は、このホテルを選んでみてはいかがでしょうか?