【大阪万博2025】TECH WORLD(テックワールド)パビリオン体験レポ | “台湾”の想いが詰まった魅力的な展示

2025年の大阪・関西万博を2日間かけてしっかり楽しんできました!
今回は、実際に私たちが訪れたパビリオンのうち、「TECH WORLD(テックワールド)パビリオン」の展示内容から個人的な感想まで、ネタバレありで詳しく紹介します。
あれ、このTECH WORLDって…なんか台湾っぽくない?
そうそう!実は”台湾”って言えない事情があって…。でも演出や雰囲気でしっかり伝わってくるんだよね〜!
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大阪万博 TECH WORLD(テックワールド)パビリオンの概要
項目 | 内容 |
---|---|
⏳ 待ち時間 | 10分(5月平日・AM朝イチ / 予約なし) |
🕒 所要時間 | 約45分 |
🚶♂️ 混雑度合い | ★★★☆☆ ※予約のみの受付になるタイミングあり |
🌟 個人的おすすめ度 | ★★★★☆ |
🏛 パビリオンタイプ | 👥 ガイド・集団移動型 |
「世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ」をコンセプトに、デジタル技術を用い、自然との共存、人とのつながり、輝くいのちという未来社会ビジョンを実現。
「生命」「自然」「未来」を結びつけた展示によって表現します。
「台湾」ではなく、“TECH WORLD”としての出展
TECH WORLD(テックワールド)パビリオンは民間企業のパビリオンとして今回の大阪万博に出展しています。
ですが、その正体は実は台湾。
パビリオン内では一切”台湾”という言葉は出さないものの、明らかに「台北101」にしか見えないような建造物があったり、台湾らしい町並みが映されたりするため、パビリオンを訪れた人にはそれとなく伝わるようになっています。
では、なぜ台湾は「台湾」という名前でパビリオンを出せないのでしょうか。
それは、万博に“国”として参加するためには、博覧会国際事務局(BIE)への加盟が必要ですが、台湾はこのBIEに加盟していないためです。
さらにその背景を深堀りするとより複雑な歴史が絡み合ってきますが、このあたりは専門の方にお任せさせていただきます。
とはいえ、パビリオンの細部にちりばめられたヒントの数々は、台湾の魅力と存在感を静かに、でも力強く伝えてくれます。
公式には語られなくても、訪れた人の心にはしっかり届いているのかもしれません。
TECH WORLD(テックワールド)パビリオンの場所

TECH WORLD(テックワールド)パビリオンは、「西ゲートゾーン」に位置しています。
東ゲート・西ゲート入場いずれの場合でも、そのまま大屋根リングに沿って歩くとたどり着けるため、分かりやすい場所でしたね!
- ガスパビリオンおばけワンダーランド
- 飯田グループ
- ORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」
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TECH WORLD(テックワールド)パビリオンに行ってみたよ
パビリオンの外観と待ち時間

▲テックワールドパビリオンの外観はこちら!
テック=技術をイメージしているのか、近未来的な雰囲気のスタイリッシュな見た目で素敵。

▲私たちがテックワールドパビリオンを訪れたのは、5月日曜日の朝イチ9:15頃。
パビリオンのオープンは9:30~ということで、それまでの間10~15分ほど待って入場した形です。
テックワールドパビリオンは事前予約あるいは直接当日並ぶことで入場できるタイプのパビリオン。
ですが、比較的人気であること、また人数を絞ってツアータイプで巡るパビリオンであることから、時間帯によっては並ぶことすらできない場合もあります。
実際に私たちが訪れたときも、日中の時間帯はほとんど事前予約の方のみの入場となっていましたね。。
そのため、予約無しで利用する場合は私たちのように朝イチのタイミングか、あるいは少し人が減る夜の時間帯を狙うのが良いかなと思います☺️
冒頭:デバイスを受け取りテックワールドの説明を受ける

▲いざパビリオンの中へ!
入場するとすぐ、一人一つこちらの画像のようなデバイスを渡されます。
こちらはパビリオンの体験で使用するウェアラブル型のデバイスとのこと。
スマートウォッチのような見た目で、手首につけてパビリオンを体験するよう説明されます。

▲最初のお部屋では、そんなデバイスに関することと、これから体験するテックワールドパビリオンの概要についての説明があります。
こちらも外観同様近未来を感じさせるような雰囲気で、ワクワクしますね~!
生命のゾーン:圧巻のタブレットたちの群舞

▲説明が終わり準備が整うと、次のお部屋へと案内されます。
最初は”生命”をテーマにしたゾーン。
天井が高く広いお部屋で、生命をテーマにした演出を鑑賞します。

▲映像はテックワールド島(=台湾)に生息する生き物たちにフォーカスしたもの。
中央の塔と、その足元に当たる部分にあるなんらかのデバイスに映像が投影される形です。

▲”なんらかのデバイス”をよく見てみると…、あれ、これ全部タブレット端末!?
そう、なんか小さめの画面がたくさんあるな~と呑気に見ていたものは全てタブレット端末。
それらが全てぬるぬると動くスタンドに装着されていて、映像に合わせてまるで踊るように動いているんです。これは凄い。

▲一糸乱れぬタブレットたちの群舞は、まさに圧巻。
なんといってもその物量が凄い。紛れもなく数の暴力です。凄すぎる。
それらがあまりにスムーズに、美しく動くので、もう思わず見入ってしまいます。

▲そんなタブレットたちの群舞に合わせ、中央の映像や周囲のライト、果てはスモークまで炊かれるものだから、もう没入感が凄い。
神秘的で美しい空間で素敵でしたね…!

▲映像終了後、ぐるっと塔の後ろ側に周り、今度はタブレット端末を直接触らせてくれます。
へええ、こんなスタンドに装着されていたんだ…!
タブレット端末に映し出された蝶を飛ばしたら、エレベーターに乗って次のお部屋へと進みます。
真ん中の塔、エレベーターになっていたのか…。気が付かなかった…!
自然のゾーン:湾曲スクリーンで台湾の豊かな自然を感じる

▲エレベータを降りた場所には、大きな湾曲スクリーンが用意されていました。
そこには、英語、日本語、台湾語で様々な文字が投影されていて、これまた神秘的。

▲どうやらここは、海抜3,000メートル、島の中央の高山地帯をイメージしているようです。
確かに台湾の中央部は山になっていて、なかなか観光で訪れる場所では無かったなあ、と思い出します。

▲こちらのエリアのテーマは、自然。
高山地帯の山々をテーマに、大きな映像に美しい映像が映し出されます。
この映像もとっても綺麗だった…!
まるで東京ディズニーシーのアトラクション「ソアリン・ファンタスティック・フライト」のような画角で、台湾の高山地帯の山々を感じられます。こんな場所があったんだ。

▲映像が雲の上に出るところや、霧がかった場所に差し掛かるタイミングでは、なんとスクリーンの下からスモークが出てきました。
凝ってるなあ…!

▲とっても綺麗。

▲最後は「万物は共に生き、自然とともに繁栄する」というメッセージとともに締め。
格好いい。

▲その後少し場所を移動して、台湾の花である胡蝶蘭を鑑賞する場所にやってきました。
この沢山の胡蝶蘭、なんと全て生花なんだそう…!凄い。
こんなに沢山の胡蝶蘭が一同に会している姿を、初めてみました。

▲そんな胡蝶蘭の花びらをよく見ると、「テックワールド」や「EXPO2025」のロゴが。
”ナノスプレー技術”を用いて描かれているんだそうです。

▲さらに奥の方を見ると、透明なスクリーンにリアルな蝶の映像が投影されていました。
この透明スクリーン良いな。

▲そんな胡蝶蘭の中には、ひょっこりと可愛いキャラクターの姿が!
どうやらこちらは、台湾国際蘭展のキャラクターで、”オーキッドサウルス”というお名前がついているんだそうです。可愛い。

▲蛍をイメージした通路を通り、次のお部屋へと進みます。
未来のゾーン:調合画質のモニターと半導体技術

▲次のお部屋は、未来をテーマにした展示。
移動中、がっつり台北市街の写真がある場所を見つけました。数年前に一度訪れただけではありますが、懐かしいです。

▲こちらは絵画が映し出されたモニターが飾られたエリア。
なんとこのモニターは、8Kの画素数があるんだそうです。

▲なにが凄いって、映像の画質の高さ。
映像であることは最初に説明を受けて分かっているものの、こうやって写真に撮ってしまうと、映像なのか本物の油絵なのか見分けがつかないのが凄い。
肉眼で見ていても、下手したら最初に映像と説明を受けていなければ勘違いしてしまいそうです。

▲さらにツアーは先へと進んでいきます。

▲ふと目をやると、下の階でちょうど最初の生命の演出が行われているのが見えました。
なるほど、ここから上の階に上がり、ぐるっと回って降りてきているんですね。

▲案内されたのは、一面に半導体が描かれたモニター。

▲ぜひ近くに寄って見てみて!と声掛けされたので近づいてみましたが、これもまた凄い。
今の映像技術はここまで来ているのか…と唸らせるほど精巧な映像で、本物と映像の見分けがつかなくなる日も遠くないのでは、と思わせられます。

▲こちらのモニターでは、台湾の半導体技術とその技術がもたらす可能性についてのワクワクするような映像が上映されました。
このゾーンのテーマ:未来を強く感じさせてくれる内容で、とても楽しかった!

▲最後はテックワールドのロゴと、今回の展示のコンセプト
世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ
…が表示され、映像終了です。
端末に記録された心拍数がおすすめのスポットを教えてくれる

▲最後に、体験中ずっと手首につけていたスマートデバイスをこちらの画面にかざします。

▲すると、ここまで見てきた生命・自然・未来のゾーンのうち、もっとも心拍数が高まったゾーンとその内訳を教えてくれます。
どうやら私は自然のゾーンが最もときめいていた模様!
確かに思い返せば、あの綺麗な高山地帯の映像は一番印象に残っていますね…!心拍数は正直です。

▲そんな私におすすめの観光スポットも教えてくれました!
この内容はQRコードからあとでゆっくり見返すこともできます☺️
次に試してみたぷらはさんとも全く違う結果となって、これは面白いな~と思いました!
出口では日替わりのお土産がもらえる

▲最後に、パビリオンの出口で日替わりのお土産をいただくことができます。

▲私たちが訪れたときは、テックワールドのロゴが入ったカバンを一人一個いただけました!
これにはびっくり。え、いや太っ腹すぎませんか…!嬉しい!
サイズ的にもちょうどペットボトル一本とスマホ、財布が収まるサイズで、以降非常に重宝しています☺️
お土産の内容は日替わり、場合によっては時間替わりで用意されているので、毎回違った楽しみがありそうです✨️
※お土産が無いタイミングもあるようなので、そこも含めて運かも…

▲さらに、Instagramで実施していたキャンペーンに参加したところ、こちらのピンバッチもいただけちゃいました!可愛い!
ぜひテックワールドを訪れる際はチェックしてみてください👀
お土産ショップ&カフェをチェック

▲出口にはショップが併設されており、台湾土産が色々と揃っています。

▲さらに、台湾らしいマンゴーかき氷やルーローハンなどの料理がいただけるカフェも併設していました!
こちらのおみやげショップとカフェはパビリオンを利用しなくても入場できるため、ふらりと立ち寄るにも良いですね☺️
TECH WORLD(テックワールド)パビリオンの感想
- 台湾の魅力を感じさせてくれる個性的な映像&演出がとても良い!
- 同時に、台湾の持つ確かな技術も感じられる
- ツアー形式でありつつ、飽きずに最後までワクワクと楽しめる
- スマートデバイスでおすすめのスポットを教えてくれるのも楽しい
- お土産が嬉しい!!
- 最初から最後まで立ちっぱなしとなるため、体力に余裕のあるタイミングの来訪がおすすめ
TECH WORLD(テックワールド)パビリオンでは、生命・自然・未来をテーマにそれぞれ違った形の映像を巡っていく、満足度の高い体験が楽しめました!
生命ゾーンの映像のタブレット端末の物量を活かした群舞に、自然ゾーンの山々の綺麗すぎる映像と胡蝶蘭。
未来ゾーンでは、映像技術の進化とそこから描く未来を感じさせてくれ、終始ワクワクと楽しめましたね…!
それらの体験を、スマートデバイス経由で図る心拍数によってモニタリングし、最終的におすすめのスポットを提案してくれる…というのも、良い。
デバイスを使って個々人に何かを提案する…、というのは「パナソニックグループパビリオン ノモの国」でも見られた形式ですが、あちらと違い”心拍数”という確かな根拠を元に提案してくれるのが非常に良いです。
確かにこのシーンで感動していたなあ…、というような納得感を元に提案されたおすすめなので、めちゃめちゃ信頼できちゃうんですよね。笑
ぜひ台湾を再び訪れるときは、今回提案されたスポットをターゲットにしてみようと思います✨️
諸般の事情により、堂々と”台湾”と名乗らず、TECH WORLD(テックワールド)として運営されているこちらのパビリオン。
それでも、見る人には分かります。
こんなふうに、万博では”言葉にはできない想い”が表現されている場所も少なくないのだろうなあ、と思いました。
総じて、TECH WORLD(テックワールド)パビリオンはとってもおすすめです☺️
まとめ
今回の記事では、2025年大阪・関西万博で訪れた「TECH WORLD(テックワールド)パビリオン」について詳しくご紹介しました。
私たちが訪れたパビリオンの一覧&ネタバレ無しのレポはこちらから↓
万博のまわり方や、過ごし方など知ってお得な情報はこちらから↓
他にも、訪れたパビリオンの詳細レポをお届けするため、合わせてチェックしてみてください👀
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