高尾山6号路で真夏登山してみた!暑さ対策と実際のルート感想レポ

今日めっちゃめちゃ暑いけど…ほんとに登るの?
うん!でも6号路なら沢沿いで日陰が多いし、夏でも快適って評判だよ!
半信半疑だけど…よし、試してみよっか!
「真夏に登山なんて正気の沙汰じゃない…?」
そんな風に思っていましたが、7月下旬のとある休日に”高尾山6号路”での登山に行ってきました!
実はこの6号路、沢沿い&木陰が多くて、夏でも驚くほど快適に歩けるルート。
実際に歩いてみると、飛び石あり、階段地獄あり、絶景ありと、見どころ満載で飽きる暇もなく楽しめちゃいました!
今回は実際に真夏の炎天下で6号路を歩いたリアルレポートをお届けします。
「夏でも登れるの?」「どんな装備が必要?」「本当に涼しいの?」
そんな疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください!
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高尾山6号路とは?
名称 | 6号路( びわ滝コース ) | ||
---|---|---|---|
所要時間(目安) | 100分 | ||
距離 | 3.3km | ||
トイレ | 2ヶ所(清滝駅、山頂) | ||
難易度 | ★★★☆ |
「森と水」がテーマ。
びわ滝では、真冬でも水行者の姿を見れるときもあります。
高尾山には1号路~6号路+稲荷山コース+高尾山・陣馬山コース含め8種類の登山コースがあります。
そのうち、山麓から山頂を目指す際に、最初から最後まで登山道を歩けるのが「6号路」「稲荷山コース」の2つ。
今回はそんな「6号路」を歩いてみました!
【当日レポ】真夏の6号路を歩く
高尾山口駅に到着!いざ6号路へ

▲7月某日、朝8:00頃。
快晴のもと、高尾山口駅に到着しました!
お出かけにはまだ朝早い時間ではありますが、高尾山口駅は大賑わい。いい天気で気持ちが良いです☺️

▲早速、登山道へと向かっていきます!

▲高尾山の山頂・山麓エリアの簡易MAPをチェックしておきます。

▲綺麗な青空と濃い緑のコントラストが、早くも山麓から味わえますね…、素敵。
ただ、この時点で気温はすでに28℃。駅から数分歩いただけのこの時点で、もうがっつり汗が滲んでいます。暑い。

▲無事ここに戻ってくるぞー!という思いを胸に、ケーブルカー&リフト乗り場を素通りしていざ登山道へ。

▲現地に着いたときの気分で「稲荷山コース」か「6号路」のどちらかを歩こうと考えていたのですが、なんとこの日「稲荷山コース」は通行止めでした。
どうやら、倒木や危険な木の撤去のため、当面は通行止めとなっているようです。維持メンテナンス、ありがとうございます…。

▲というわけで、今回登るのは6号路に決定!
いざ登山道、スタートです。
序盤:琵琶滝までつづく緩やかな登山道

▲6号路序盤の様子はこんな感じ。
常に歩く道の右側に小川が流れていて、そのせせらぎが心地よいです。
その上、登山道はほぼずーっと木陰!直射日光を浴びながら歩く場所はほぼゼロなので、気温は高いもののまあなんとか行けるかも!くらいの体感でした。
序盤はこんなふうに、傾斜も緩やかでのどかなお散歩のような感じで歩けました。気持ち良い!

▲とはいえ、舗装されていない登山道であることには違いないので、足元はずーっとこんなふうに大小さまざまな石がごろごろしている感じです。
履き慣れたシューズはマストですね。

▲途中、弘法大師の伝説がある「岩屋大師」というスポットも。
ちょいちょい見どころがあるので、スポットに立ち寄りつつ、がっつり水分補給をしつつ、進んでいきます。
中盤:徐々に傾斜がつき始める

▲びわ滝への分岐を過ぎたあたりでだいたい全体の1/3くらいの工程が完了。
せせらぎと、虫の大合唱と、葉のざわめきを聞きながら歩いていきます。贅沢な時間ですね…。

▲途中、木の根っこががっつり飛び出ているような場所にも多々遭遇。
朝露(夜露?)の影響か、木の根っこの上やその周囲が湿っていて、ぬかるんでいる場所もあったので慎重に進みます…。

▲だいたい半分くらいまでやってきました!
日陰だからか意外と涼しさを感じながら歩けていましたが、ふと体を振り返ってみると尋常じゃないくらいの滝汗。
Tシャツはもう湿っていない部分が無い!というほど全力で汗をかいていましたね…!これは凄い。
失った水分・塩分はたっぷり補いながら歩きます。

▲せせらぎの真横を歩くようなスポットも。
路面は不安定ですが、水が目に入るだけでもう気持ちが涼しい。
直接水に手を触れることができるような場所もあったので、気持ちだけはどんどん涼しくなります。

▲そしてこのあたりからどんどん悪路が増えていきます。
木の根っこがうにゃうにゃしていたり、大きめの岩が飛び出していたり、ぬかるみを通る必要があったり…。

▲「滑落注意」の看板まで出てきました。怖!
終盤:川の中を歩く「飛び石」と延々と続く階段の試練

▲そしていよいよ登山道は終盤へ。
ちょうどこの写真の場所で「稲荷山コース」との分岐が出てきますが、6号路をそのまま行く場合は写真の道を直進します。
直進した先にあるのは、6号路名物「飛び石」コース!
「飛び石」という大きな石の上を歩いて川の上を歩くコース…と聞いていたんですが、実際に訪れてみるとそんな簡単な話じゃあ無かった。
…肝心の石が、全然見当たらない…!

▲石の上をとん、とん、と歩く気持ち良いコースを想定していたんですが…
とんとん歩けるような大きな石が見つからないか、あるいはめちゃめちゃに苔むしていて、到底上に乗って歩ける状態ではありませんでした…😅
そのため、がっつり川が流れる中、少しでも安定していそうな中程度の石や、大きめの木の枝の上をなんとか伝い歩いて、ギリギリ靴の水没を避けながら歩くことに。
「この岩なら多分行ける!」「あああこっち動いた危ないい!」「めちゃ岩が湿ってる!怖い!」
…とまあ、わあわあ言いながらなんとかなんとか進んでいきました←

▲ここまで順調に登ってきましたが、この道はかなりの試練でしたね…!笑
そして無事「飛び石」ゾーンをクリア!靴も死守しました。水没しなくて良かった!

▲ここまで来ると登山道も残りあと少し!
…なんですが、最後にこれまた大試練「大階段」が用意されていました。

▲6号路の最後は、長い長い(長い長い)木製の階段。
どうやら2021年にリニューアルされてきれいになったそうです。こんな山の中で、凄いなあ…。
途中300くらいまで数えたところで数字は全くわからなくなってしまいましたが、ともあれ数百段あるのは確実です。←
登っても登っても終わりは見えず。
登山道の最後の最後でがっつり心拍数を上げ、大量の汗を吹き出させながら、なんとか登っていきます。

▲そして、ついに階段を登りきりました!!よく頑張った私!!笑
ここで6号路は終了。山頂まではあと少し距離があるので、舗装された道を進んでいきます。

▲急にめっちゃ歩きやすい道で焦ります。←

▲そしてついに、高尾山頂に到着!!
高尾山口駅を出てから、約90分の道のりでした。頑張った!
山頂・薬王院エリアを散策!

▲せっかくいいお天気なので、山頂~薬王院エリアを散策します。
こちらは「高尾山 大見晴園地」。

▲天気が良いので、遠くの山々までずーっと見渡せます。ああ、気持ちが良い。

▲まだ10:00前ではありますが、山頂の茶屋も賑わっていました!

▲薬王院へのお参りも忘れずに。

▲高尾の緑と大きな門が映えますね…。

▲夏限定で風鈴も飾ってありました!
確かに気温は高く、汗は滝のようではあるのですが、風や風鈴の音が心地よく、こういう夏の日の過ごし方も良いなあと思わされましたね☺️
帰りは1号路から徒歩で山麓へ

▲ここらで手持ちのペットボトル飲料が尽きたので、下山前に自動販売機でスポーツドリンクを入手します。
山頂エリアにはこれでもか!というほど自動販売機が用意されており、キンキンに冷えたドリンクが手に入るので大変助かりました。

▲帰りは舗装された1号路で下っていきます。
舗装されている分かなり歩きやすくはあるのですが、やはり山なので普通の道路では決して見かけないレベルの激坂が待ち受けています。
まともに歩いていると膝を壊しそうになるので、ドリンク片手に少しうねうねとしながら慎重に降りていきました。

▲絶対に写真では伝わらないんですが、信じられないくらいの激坂なんですよこの道。←
個人的には、1号路は一番登りでは使いたくない道ですね…。笑

▲とはいえ下りはやはり早い!
山頂エリアからものの30分程で登山道の入口まで戻ってこれました。

▲大量に汗をかきながらも、無事下山できて良かった!

▲下山後(たっぷり水分補給をした後)、近くの八王子駅の居酒屋で乾杯!!🍺
やはり体を動かして汗をかいた後のビールは最高です!笑
このビールを飲むために登山する…、というのも悪くないですね…(むしろ最高かも)。
お疲れ様でした!!
真夏の高尾山の感想
- 意外と真夏でも(対策をしておけば)登山を楽しめる!
- 特に高尾山6号路は、せせらぎと木陰が心地よいのでおすすめ
- 下山後のビールは最高
- 体調、気温、体力のバランスを見て、無理のない登山を
登れます!(実証済み)
6号路は沢沿いを歩くルートで、他のルートよりも日陰が多く、涼しさを感じやすいコースです。
ただし、湿度や気温は高めなので、朝の早い時間にスタートするのがおすすめです。
朝8時〜9時の登り始めがベストです。
日中は気温がぐっと上がるので、午前中のうちに山頂を目指すプランが快適&安全。
日中は間違いなく”ヤバい”と思います。危ない。
帰りも混雑を避けやすいです。
6号路には「びわ滝」や沢沿いのポイントがありますが、基本的に登山道の一部なので、足をつける程度にとどめるのがマナー。
涼を感じるには十分ですが、遊泳は禁止されています。
暑さ対策を万全にすれば意外となんとかなる

▲最高気温36℃の日に登山なんて…、とかなり及び腰気味ではありましたが、実際に登ってみると「意外と行ける!!」というのが感想でした☺️
むしろ、炎天下の町中を歩くより、木陰でせせらぎを聞きながら歩けるので気分はすこぶる良いです。
冷房の効いた場所でのんびり過ごすのも良いんですが、あえて暑い中で高尾山に登ってみるのも、意外とアリだなと感じました✨️
木陰が多く小川のそばを歩く6号路は夏におすすめ!

▲その中でも、今回選んだ6号路は夏におすすめできるコースだなと思います!
歩いている間はほぼずーっとせせらぎを楽しめますし、登山道はほぼ100%木陰のコースになるので、非常に心地よい森林浴を楽しめました☺️
真夏の登山に役立った!暑さ対策
”意外と楽しめる”とはいえ、真夏の登山にはなるので、対策は必須!!
今回役に立ったな!と思う暑さ対策グッズ&装備をまとめてみました。
ぜひ真夏に高尾山を訪れる際は、参考にしてみてください。
持ち物&装備一覧
半袖Tシャツ ① | 長ズボン ① | 履き慣れた歩きやすいシューズ ① |
帽子 ② | 日焼け止め ② | ペットボトル飲料 ③ |
ペットボトル用保冷ポーチ ③ | 塩分チャージタブレット ③ | 虫除け対策グッズ ④ |
汗拭きタオル |
①当日の服装/カバン/靴

▲当日はこんな装備で高尾山を訪れました!
イラストにするとめちゃシンプルですね…。笑
ポイントは、夏でも長ズボンを履くこと。
どれほど初心者が登りやすいと言っても、山は山です。
虫刺されや怪我を防ぐために、ショートパンツやスカートは避けておくのが良いと思います。
また、足元は履き慣れたスニーカーがマストです。間違ってもサンダルやヒールのある靴は避けましょう。危ないです。
今回は履き慣れたスニーカーでのぞみましたが、ちょいちょいやはり滑る場所があったので、できれば滑り止め機能や防水性が高い靴があると、より安心して登れます。
▼例えばこんな感じ。ガチ登山靴までは行かずとも、トレッキングシューズで十分と思います。
他にも、アームカバーやトレッキング用のタイツ、UVカットの羽織物を身に着けている方が多かったね!
長ズボンはマスト!
②帽子+日焼け止めは必須アイテム
6号路の登山道はほぼ全て木陰ではありますが、山頂エリアの日差しを遮ったり、上からの虫の襲撃を防ぐためにも、帽子の着用は必須。
今回私はシンプルなキャップを身に着けていましたが、より速乾性のあるタイプや、登山用のデザインのものがあると良かったかな、と思います!
▼おすすめの登山帽。このタイプを身に着けている人が多かったです。
また、夏おでかけの鉄則ですが、日焼け止めは必須!!
肌を焼かないためにも、健康のためにも強めの日焼け止めはもっておきましょう。
▼やはり強いアネッサ。
帽子がないと、「髪の中に虫がいる…!?」なーんて事態も発生しかねないので、もっておきましょう…
③こまめな水分補給&塩分タブレット
夏の登山で最も重要なのが、こまめな水分補給&塩分補給!
今回私たちは、それぞれ登山時にペットボトル1本(650ml)、山頂で追加購入して下山時にもう一本を開けるくらい、がっつりと水分補給を行いました。
登山道にトイレはありませんが、山頂&山麓エリアにはきれいに整備されたトイレがいくつも用意されているため、その点は気にする必要はありません。
とにかくちょっと歩いたら飲む!ちょっとでも汗をかいたら飲む!を意識しておくと良いと思います。
また、塩分補給もお忘れなく。
こちらも、今回私たちは”歩いている間は常に口の中に塩分チャージタブレットがあること”を意識しながら常にチャージしつづけました。
▼ペットボトルの持ち歩きには、保冷機能のあるペットボトルホルダーが便利です
▼言わずと知れた塩分チャージタブレット。夏のお出かけの必需品ですね。
山頂エリアには沢山自動販売機があるけど、登山道の途中では補給できるところが無いから、事前の準備が大事だったね!
登山中にドリンクが尽きないように多めにもっておくべきだね
④虫除け対策グッズは季節問わず必須!
最後に、こちらは夏に限らずのお話ですが、山に遊びに行くわけなので虫除け対策はマスト。
過去にこれを怠って、ゴルフ中に虫に刺されて1週間歩けなくなった経験がある身なので、声を大にして言わせてください。
虫除け対策を甘く見ないように!!
色々試した結果一番効果があったのは、👇️の”プレミアム”の名がつく虫除けスプレーでした。
これを使ってから、屋外で蚊にも刺されなくなったので、おすすめです。
ただスプレーするだけではなく、手に出して、足首とかにすりすり塗り込むようにつけるのがおすすめ…!
一度虫で痛い目を見た人のセリフだから重いな…
まとめ
今回の記事では、夏の高尾山(6号路)についてご紹介しました◎
高尾山6号路は、夏でも比較的涼しく登れるおすすめルート。
せせらぎや木陰が心地よく、初心者でも安心して楽しめました。
暑さ対策を万全にして、ぜひ夏の高尾山を体感してみてください!
あれだけ汗かいたのに、なんだかんだ楽しかったね〜
せせらぎも気持ちよかったし、下山後のビールが最高だった…!
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