【2025大阪万博】マルタパビリオン体験レポ | 映像・展示・ビールで味わう小さな島国の魅力

【2025大阪万博】マルタパビリオン体験レポ | 映像・展示・ビールで味わう小さな島国の魅力

2025年の大阪・関西万博を2日間かけてしっかり楽しんできました!

今回は、実際に私たちが訪れたパビリオンのうち、「マルタパビリオン」の展示内容から個人的な感想まで、ネタバレありで詳しく紹介します。

 

ゆー

まさか万博で、日本の“甲冑”と出会うとは思わなかった…!

ぷらは

展示されてる場所が“マルタ”っていうのも意外すぎた…でも面白かったな〜

 

私たちが訪れたパビリオンの一覧&ネタバレ無しのレポはこちらから↓

 

万博のまわり方や、過ごし方など知ってお得な情報はこちらから↓

 

大阪万博 マルタパビリオンの概要

項目内容
⏳ 待ち時間10分(5月平日・PM / 予約なし)※
🕒 所要時間約15分
🚶‍♂️ 混雑度合い★★★☆☆
🌟 個人的おすすめ度★★☆☆☆
🏛 パビリオンタイプ🎥 映像視聴+展示型

※不定期に実施される10分程のワークショップに参加したところ、待ち時間スキップでパビリオンに入場できました。

 

変化の波にしなやかに対応し進化する島々
マルタ館は、文化遺産を称えながら21世紀の可能性も視野に入れ、島の豊かな歴史に根ざした、しなやかな創造力のビジョンを提供します。
石灰岩に覆われたかのような外装「時のゲートウエイ」は、選び抜かれた名所をダイナミックに映し出します。水に導かれた細い入口は、海の洞窟の神秘的な雰囲気を醸し出し、光と影の共演がマルタの宝を見出す期待感を高めます。
内部では、古代の美意識と最先端技術が融合した没入型の体験が得られます。また、出口の先では、屋外テラスの静かな空間でマルタの美食を堪能できます。

 

マルタについて

地中海のほぼ真ん中に浮かぶ、小さな島国「マルタ共和国」。

イタリアのシチリア島から南へ約90kmの位置にあり、ヨーロッパの中でも温暖な気候と美しい海に恵まれた“リゾート大国”として知られています。

 

首都はバレッタ。

16世紀に築かれた要塞都市で、今もなお中世の面影を残す街並みは、まるごと世界遺産に登録されています。

 

実は日本からの観光地としても近年じわじわと人気が上昇中。

語学留学の渡航先としても有名で、英語とマルタ語の両方が公用語となっています。

 

今回は、たまたま友人が最近マルタに留学していたことがきっかけで、パビリオンを訪れてみました✨️

 

トルクメニスタンパビリオンの場所

 

マルタパビリオンは、「エンパワーリングゾーン」のうち、噴水ショーが開催される「ウォータープラザ」に近い場所に位置しています。

”海側を歩く”を意識すると見つけることができると思います◎

 

マルタパビリオンの近くにあるパビリオン

 

マルタパビリオンに行ってみたよ

パビリオンの外観と不定期開催のワークショップ

▲マルタパビリオンは、前面に用意された映像と水が印象的な外観。

ゲストは、映像と水の真ん中を貫く通路を進み、内部へと入っていく形です。

 

5月平日の午後、トルクメニスタンパビリオンの次に訪れたところ、こちらもおよそ30~40分待ちとのアナウンスがありました。

 

ところがここでラッキーが。

ちょうど私たちが並び始めて10分くらいしたタイミングで、スタッフの方が「マルタに関するワークショップを行います!10分程のワークショップで、終了後はパビリオンの中もご案内します~!」と呼び込みを始めたんです。

マルタについてのお話も聞けて、並ばずにパビリオンに入れる。この手を逃すはずはありません…!笑

 

▲と、いうわけですぐに列を離れ、ワークショップに参加してきました!

ワークショップの内容は、マルタにある「ATLAS LANGUAGE SCHOOL」の日本人教師の方が、マルタの魅力を語る、というもの。

たまたま友人が最近マルタに留学していたことから、その魅力は聞き及んでいましたが、実際にこういう公的な場で綺麗な写真とともに語られると、なお魅力的。

最後に、「最近マルタは留学先として人気なんですよ~!ぜひ!」というメッセージが語られ、ワークショップは終了しました。 

 

ワークショップの開催は不定期。

内容についても都度変わるようなので、本当にであればラッキー!というくらいのものだと思います。

 

▲ワークショップ参加者向けに、マルタのマグネットもいただけ、至れり尽くせりでしたね☺️

 

いざパビリオンへ。日本の甲冑とマルタの遺跡

▲ワークショップ終了後はそのままマルタパビリオンの中へ。

最初は、マルタに贈られたという日本の甲冑が展示されていました。

 

この甲冑は、幕末に江戸幕府がヨーロッパに派遣した”文久遣欧使節団”が当時英国領だったマルタに友好の証しとして贈ったもの。

その後甲冑は箱に入れられ、武器庫の地下室でマルタ政府により保管されてきました。

時を経て、マルタは大阪・関西万博での展示を決定。

2023年におよそ160年ぶりの帰郷を果たし、京都での甲冑修復プロジェクトを経て、ここ大阪・関西万博で展示されるに至ったそうです。

 

いやはやなんというか…、凄い

マルタという国とそういった歴史的な交流があったこと、それを示す物証が今も残っていること、そしてそれを今自分が目の当たりにできていることをしみじみと感じます。

 

▲そんな甲冑のまわりには、マルタの歴史的な展示が諸々と用意されています。

 

マルタのキップス

キップスはマルタ諸島を象徴する遺物なんだそう。そういえばワークショップでいただいたマグネットのデザインにもなっていましたね~!

 

▲マジュマの石。

 

▲新石器時代の産像。

 

▲その他、マルタの伝統的な品々が棚に飾られていました。

 

▲パビリオンの奥には、大きな湾曲型シアターがあり、マルタの歴史・自然・文化・遺産を映像で見せてくれます。

床が絨毯のようになっていて、座って鑑賞できるのもありがたいポイント!

 

▲花火のシーン、ど迫力でした!

 

▲マルタの海のシーン。やはりマルタは海のイメージが強く、印象的。

 

▲遺跡と夕焼け。ああ、綺麗だ…。

 

同じ湾曲型シアターを用いていたトルクメニスタンパビリオンと比べて、こちらは比較的コンパクトな作り。

用いられている映像の綺麗さが、マルタという国を象徴しているような気がします。

こんな映像見せられたら行きたくなってしまうじゃないか……。

 

マルタパビリオンのレストランとカフェ

▲パビリオンを出たところはレストランとなっていました!

マニューはこんな感じ。タコシチューのスパゲッティ(2,500円)や、ウサギシチューのスパゲッティ(2,500円)が目を惹きますね…!

 

レストランはテラススタイル。パビリオンに入場していなくても利用可能です。

このタイミングでは、だいたい5~6人程度並んでいるくらいだったので、比較的スムーズに利用できそうでした◎

ただ、夏は暑そうだ……。

 

▲レストランの手前にはワゴンスタイルのカフェも併設。こちらのほうが列ができていた印象です。

 

▲今回私たちは、マルタビールである”CISK”をいただくべく、こちらのカフェに並びました!

 

▲”CISK”入手!

CISKにはLAGERとEXCELの2種類がありますが、どうやらこれは日替わり・時間替わりの気まぐれで用意されている様子。

私たちが入手したのはEXCELの方でした!

 

1缶1,300円とかなり強気の価格ですが、本来マルタに行かないと飲めないものを大阪でいただけるのは凄い。

軽めでスッキリとした味わい、でもそれでいて風味も強いのでとっても美味しい!

温かい島国で飲むのにぴったりのビールだなあ、と思います☺️

 

マルタパビリオンの感想

良かったところ
  • 日本とマルタの友好関係を感じられる甲冑(本物)を見ることができる
  • 湾曲型シアターでマルタの魅力をたっぷりと感じられる
  • 不定期開催のワークショップに当たるとラッキー!
  • マルタビールを楽しめる
気になったところ
  • 展示スペースはコンパクト。規模は小さめな印象
  • マルタビールは缶スタイル

 

展示スペースはコンパクトながらも、実物展示+映像の組み合わせが楽しいパビリオン。

まるでコンパクトながら歴史・自然・文化・グルメの魅力がきゅっと詰まった、マルタという国そのものを象徴しているかのようなパビリオンだったなあ、と思います☺️

 

映像の中では、特にやはり海の印象が強かった。

やはり面積が約300平方km、比較すると東京23区の面積の半分ほどの国土であり、四方を海に囲まれているわけなので、”海”との付き合いは日本のそれと同程度かそれ以上なのかなと感じさせてくれます。

 

その上年間通して穏やかな気候で、世界遺産もあって、公用語は英語もOKで…となると、なるほど留学先として人気が出る理由も納得です。

だから友人はマルタに飛んだのか…、と改めて理解できたパビリオン体験でした! 

 

まとめ

今回の記事では、2025年大阪・関西万博で訪れた「マルタパビリオン」について詳しくご紹介しました。

 

私たちが訪れたパビリオンの一覧&ネタバレ無しのレポはこちらから↓

 

万博のまわり方や、過ごし方など知ってお得な情報はこちらから↓

 

他にも、訪れたパビリオンの詳細レポをお届けするため、合わせてチェックしてみてください👀

 

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