2024年6月に東京ディズニーシーに新エリア『ファンタジースプリングス』がオープン!
新たな魅力と共に、攻略が必要なルールや戦略も増加しました。
そこで今回は、クリスマスイベント開催中の平日に訪れた体験を元に、最新の1日パーク攻略法をご紹介します。
かつて年間パスポートを持って通っており、パークについてはもう知らないことなど無い!というレベルのファンだった私。
それでも今のルール下でのパークは骨が折れましたね…。笑
結果的に目的はほぼすべて達成し、ほぼ理想通りの1日を過ごすことができましたが、そこに至るまでには諸々のストーリーがありました。。
パークを取り巻く状況やルールは刻一刻と変わる中ではありますが、今回の記事が一つのサンプルとして、あるいは将来振り返るときの一つの記録として、参考になれば幸いです。
なお、「長年のディズニーファンが初めてFSを体験してみてどうだったのか?」というようなリアルな感想については少し毛色が異なるので、別記事にて詳しくお話したいと思います☺️
Contents
- 1 パークの回り方:1日のスケジュール
- 2 体験レポ
- 2.1 ①6:00~8:55 開園待ち・各種パス取得
- 2.2 ②9:00~10:30 午前中のアトラクション攻略(ソアリン、インディ)
- 2.3 ③11:00 ついに初FSへ!エリア内散策
- 2.4 ④11:30 ランチ(スナグリーダックリング)
- 2.5 ⑤12:50 シーライダー乗車(PP使用)
- 2.6 ⑥13:30 ピーターパン乗車(SP使用)
- 2.7 ⑦14:30 FS散策、アレンデール・ロイヤルバンケットで休憩
- 2.8 ⑧16:00 アナ雪乗車(DPA使用)
- 2.9 ⑨17:00 フライングカーペット・シンドバッド乗車
- 2.10 ⑩18:15~19:45 ビリーヴ!シーオブドリームスの場所取り・鑑賞
- 2.11 ⑪20:00 パーク退園
- 3 まとめ
パークの回り方:1日のスケジュール
- 6:00 開園待ち
- 8:45 パーク開園
- 8:55 アナ雪DPA・ピーターパンSP・インディPP・ランチ(スナグリーダックリング)MO取得、ソアリンスタンバイ(60分待ち)
- 10:30 インディPP使用、シーライダーPP取得
- 11:00 FS入場、FS散策 ※ピーターパンシス調
- 11:30 ランチ(スナグリーダックリング)、FS散策
- 12:50 シーライダーPP使用
- 13:30 ピーターパン復活→SP使用(20分待ち)、アレンデール・ロイヤルバンケットMO取得
- 14:30 FS散策、休憩(アレンデール・ロイヤルバンケット)
- 16:00 アナ雪DPA使用、FS散策
- 17:00 フライングカーペット(15分待ち)、シンドバッド(10分待ち)
- 18:15 ビリーヴ待ち開始
- 19:15 ビリーヴ鑑賞
- 20:00 退園
Point
- 新エリア・FSを体験することをメインの目的とする
- DPAの購入は必要最低限に留める
例年クリスマスイベント実施期間中は混雑しますが、その中でも比較的混雑が穏やかだと予想される11月の平日を狙いました。
(が、不発に終わった模様…)
大人3人です。
ファンタジースプリングスを楽しむための基本知識
諸々複雑な現ディズニーに存在する用語について、それぞれの内容を簡単にまとめてみました。
今回の記事では各用語について、基本的には省略形(アルファベット)で表記させていただきます。
DPA(ディズニー・プレミアアクセス) |
→ざっくり言うと…:有料ファストパス |
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SP(スタンバイパス) |
→ざっくり言うと…:アトラクションの整理券(のようなもの) |
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PP(東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス) |
→ざっくり言うと…:無料ファストパス |
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MO(モバイルオーダー) |
→ざっくり言うと…:レストランの事前注文サービス |
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FS(ファンタジースプリングス) |
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シス調(システム調整) |
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体験レポ
①6:00~8:55 開園待ち・各種パス取得
▲11月の下旬のとある平日。朝6:00というまだ日も昇りきっていない時間に東京ディズニーシーに到着しました!
この時点で開園待ちの列はこの写真くらい。
コロナ禍前に来園していたときと比べて、明らかに開園待ちをしている人が多い印象でしたね。
本来パークは9:00開園予定でしたが、この日は8:45に開園となりました。
▲そして開演後、取得した各種パスがこちら。
ほぼすべて目的通り、戦略通りの取得に成功しました!
- インディ・ジョーンズ(PP) 9:40~10:40
- ピーター・パン(SP) 10:35~11:35
- スナグリーダックリング(MO/レストラン) 12:30~12:40 ※後に時間変更
- アナ雪(DPA) 15:20~16:20
確実なDPA/SP取得のためには開園待ちがマスト
▲現在の東京ディズニーシーで確実に目的のDPA、SP等のパスを取得するためには、朝の開園待ちがマストとなります。
今回私たちは朝の6:00頃から開園待ちを開始しましたが、実際にパスを取得するにあたってはかなりの瞬発力と判断力、そして運が求められました。
6:00頃からの開園待ちでは「確実に安全にパスが取れる」とは言い難いです。
じゃあいつから開園待ちすれば確実か?というお話ですが、ぶっちゃけ一般入園の場合はある程度の瞬発力と判断力・運が必要となります。
というのも、ディズニーホテルに宿泊するともらえる”15分早く入園できる”特典を利用するゲストが多くいるため。
一般入園の時点で争奪戦だと思ったほうが良いと思います…。
DPA購入・SP取得は時間勝負!取得のコツ
▲さてそんな争奪戦のパス取得ですが、いくつか取得のコツがあります。
実際の経験を基に、再現性の高いコツをまとめてみました。
①移動しながら取得すること |
入園ゲート付近は非常に電波が悪いので、入園後すぐではなく移動しながら取得するのが◎
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②事前に取得するアトラクション・時間をある程度決めておくこと | パス取得画面で迷わず瞬時にパスを取得することが求められます。
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③クレジットカードを複数用意しておくこと | DPA購入時にエラーで弾かれるケースがあります。
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②9:00~10:30 午前中のアトラクション攻略(ソアリン、インディ)
▲なんとか希望通りのパスを取得できた私たちは、その足で「ソアリン・ファンタスティック・フライト」のスタンバイ列へ。
歩きながらパスを取得していたため比較的早いタイミングでソアリンに行き着くことができ、待ち時間も60分と(最近にしては)短めで利用できました◎
Tips
朝イチはゲストの数がまだ少なめのため、DPA対象のアトラクションを狙うのがオススメ
- DPA対象アトラクションは朝イチのみスタンバイ列だけの運行になる(DPA未販売のため)
- よって、朝のDPA未販売の時間を狙うのがオススメ
- 開園30分後くらいからDPAゲストも合流するものの、流石に朝は購入者が少ないため待ち時間が伸びにくい
▲ソアリン乗車後、PPを取得していたインディ・ジョーンズ・アドベンチャーへと向かいます。
この時すでにインディの待ち時間は120分ほど。PPのありがたみを感じますね。。
PPは一つ利用したら次を取得可能
▲取得したPPを利用したタイミングから次のPPが取得できるため、即座に次のPPを取得しに行きます。
10:30頃でPP対象アトラクションの利用時間はこの画像の通り。
ただ、PPは無くなる前であればかなりの確率でキャンセルが発生するため、目的の時間のPPが取得できるまでリロードを続けるのが吉です◎
実際私たちもこの後リロードを繰り返し、12:30頃のシーライダーのPPを取得できました。
ピーターパンのアトラクションがまさかのシス調に
▲ここで予期せぬ事態が発生。
なんと朝イチであれほど頑張って取得したピーター・パンのアトラクションがシス調により一時休止となってしまいました。
SP等を取得したアトラクションが一時休止となると、該当のパスがこの画像のような”マルチエクスペリエンス”パスに変化します。
これはもともと取得していた時間・アトラクションに限らず、当日中であればいつでも短い待ち時間で利用できるよ!というもの。
一見「むしろ使い勝手が良いから良いじゃん!」…と思うかもしれませんが、アトラクションのシス調はいつまで続くか全く不明、かつ最悪当日中に復活しない可能性もあるのでマイナスの事態であることには変わりないんですよね…。
本来であればこのタイミングでピーター・パンを利用する予定でしたが、予定変更を余儀なくされる事となりました。
▲切ない…。
③11:00 ついに初FSへ!エリア内散策
▲ピーター・パンはシス調になってしまいましたが、ひとまずFS内に入場することに!
エリアの入口には入場制限で必要なものについて記載されていました。
▲東京ディズニーシーの新エリア、流石にワクワクが止まりませんでしたね…!
家でずっと聞いていたFSのエリアBGMが耳に入っただけで、もう感動モノでした。
FSエリアの入場には十分な時間の余裕を持って
▲そんなFSエリア、入場時にはアトラクションのSPもしくはDPA等を提示する必要があります。
そのため、入場ゲートは非常に混雑!
FSの入場ゲートに到着してから中に入るまで10分弱は要したので、余裕を持って訪れるべきだと思います。
④11:30 ランチ(スナグリーダックリング)
▲エリア内をワックワクで散策し、ランチタイムになりました。
朝取得しておいたMOの時間に対象のレストランへと向かいます。
MOは便利な仕組みですが、時間が10分間の指定になるので結構タイトだったのが少しネックだなと思います。
▲今回ランチに選んだのはラプンツェルエリアにあるレストラン「スナグリーダックリング」。
映画そのものの外観、看板にテンションが上ります。
▲ハンバーガーにポテトのボリューム満点のメニューで満足!
MOはアプリで予約時にメニューまですべて決める必要がありますが、「受け取る」ボタンを押す前であれば何度でも注文内容の変更が可能◎
キャンセルもできるので、迷ったらMOを投入しておく!というムーブが安全かな~と思います。
⑤12:50 シーライダー乗車(PP使用)
▲一通りFSを散策してもなおピーター・パンは復旧せず。
取得しておいたPPの利用時間となったため、一度FSを離れてシーライダーに乗車しました。
シス調開けの待ち時間が短いタイミングを狙う
▲さてこの時、ピーター・パンが長時間シス調になった影響により、なんとアナ雪のアトラクションが250分待ちを記録…!
本来ピーター・パンを利用するはずの人が流れた結果ではありますが、これは強烈…。
もし朝イチに取得したのがこのタイミングの「アナ雪のSP」だった場合、250分待ちでもスタンバイ列に並ばざるを得なかったわけなので、恐ろしいことです。。
朝イチにどう動いて何を取得するかによって、ここまで明暗が分かれるかと思うとくらくらしてきますね…。
▲などとアプリを見てみたら、ついにここでピーター・パンが復活。
実に4時間弱ぶりにアトラクションが動き出しました。
マルチエクスペリエンスパス持ちなのでどのタイミングでもアトラクションを利用することはできますが、4時間も休止してしまうとこの後の開園時間中ずっと長い待ち時間を記録してしまう可能性が十分にあります。
よって狙うは、シス調明けのこのタイミングのみ。
この時私たちはアメリカンウォーターフロントのケープコッド(ディズニーシーの比較的入場ゲート近く)まで移動してしまっていましたが、復活の報を聞き一気に踵を返し、一直線にFSに向かうのでした…。
⑥13:30 ピーターパン乗車(SP使用)
▲ケープコッドから移動すること、約1.5km。
おそらくパークでこれほど長い距離を速いペースの早歩きで歩き続けたのは初めてでは無いでしょうか…。
本当にきつかったです。流石に。笑
ただその早歩きの成果あり、到着時点での待ち時間は20分待ち!
アトラクション利用後は120分待ちまで跳ねていたことを考えると、ここで頑張って良かったなあ…と思います。
一瞬の判断力と体力が試された瞬間でしたね。。
スタンバイ列でアレンデール・ロイヤルバンケットのMOを取得
▲さて、そんなピーター・パンのスタンバイ列に並んでいる間に、アレンデール・ロイヤルバンケットのMOを取得しました。
この後アナ雪のアトラクションに乗車する予定があったため、その時間に合わせて休憩したく取得した形です。
FSエリア内レストランのMOは基本的に、だいたい1時間後くらいの時間からしか取得できませんでした。
「ああ喉が渇いたな、休憩したいな」と思っても、FS内のレストランはMOがない場合入店することすらできません。
そのため、「1時間後に休憩したくなるだろう」を常に想定してMOを取得する必要があります。
⑦14:30 FS散策、アレンデール・ロイヤルバンケットで休憩
▲ピーター・パンを楽しみ、FS内の散策を楽しみ、事前に取得しておいたMOの時間を迎えたためアレンデール・ロイヤルバンケットへと向かいました。
▲「商品を受け取る」ボタンをタップし、レストランに入店します。
▲MOは1時間前でないと取得できませんでしたが、実際に入店してみるとレストランはがらんがらん。
どの席も空いていて「じゃあなんで今MOは取得できないんだろう…?」と疑問に思うほどでした。
ともあれ、1時間前にMOを取得した甲斐があり、アナ雪乗車前にゆっくりくつろぐことができました。
⑧16:00 アナ雪乗車(DPA使用)
▲いよいよアナ雪へ。こちらは有料ファストパスであるDPAを利用していきます。
▲DPA利用のゲストは通常スタンバイ列とは異なる道を進むため、入口から乗車口まではあっという間!
特にアナ雪はプレショー(アトラクション乗車前の前説)もないため、ほとんど待ちゼロで乗れた印象でした。
FSエリアは再入場不可のため注意
▲入場制限下ではFSエリアは再入場不可。
一度エリアを出てしまうと、SPもしくはDPA無しではもう戻ってくることはできないため、思い残すことが無いように…。
⑨17:00 フライングカーペット・シンドバッド乗車
▲FSエリアを後にしてすぐ、待ち時間が比較的短いジャスミンのフライングカーペットとシンドバッドを利用しました。
⑩18:15~19:45 ビリーヴ!シーオブドリームスの場所取り・鑑賞
▲すっかり日も落ちて迎えた、夜。
最後に、ディズニーシーで公演されている夜のショー「ビリーヴ!シーオブドリームス」を鑑賞すべく場所取りをはじめます。
DPAを購入しない場合、ある程度の場所取りは必要
▲ビリーヴはDPA対象のショー。主要な鑑賞エリアほほぼ全てDPAエリアとなっています。
そのため、無料で鑑賞しようと思うならば、ある程度の場所取りは必要となってきます。
今回私たちは1時間ほど前のタイミングから場所取りをはじめ、下記画像のエリアの階段部分を獲得しました。
▲階段の上の場所が取れたためかなり見通しもよく、1時間程度の場所取りの割にはよく見えたかな?という印象でした!
⑪20:00 パーク退園
▲ビリーヴ!が終演し20:00頃にパークを後にしました。
閉園時間とずらすことで駐車場混雑を回避
▲車で来園している場合は、帰宅時の混雑にも要注意。
東京ディズニーシーの駐車場は立体駐車場となっているため、閉園時間までパークで遊んだ場合かなりの確率で大渋滞に巻き込まれます…。
渋滞を避けたい場合は、閉園時間からは少しずらしてパークを後にすると安心です◎
まとめ
今回の記事では実際に東京ディズニーシーで過ごした1日を紹介し、FSオープン後のパークを楽しむコツについてお届けしました。
正直、素直な感想としてはめちゃくちゃ大変な1日でしたね……。笑
朝のパス取得からはじまり、移動に次ぐ移動。まさかのシス調からの長距離移動。
FSエリアのアトラクションはシス調の頻度も高いので、アナ雪を無事乗り終わるまでは「パス持ってるけど今システム調整になったらどうしよう……」という心配も常につきまとい、なんだか気持ちの上でもかなり消耗したような気がします。。
勿論、新しいエリアは素晴らしかった。
アトラクションも満足度が高く、総じて1日としては大満足ではあります。
ただ、もう一度この一日をやれと言われても、おそらくこれほどうまくは動けないし、そもそもやりたくも無いですね…。
このあたりが正直な感想となってきます。
今回の記事が、今後東京ディズニーシーを訪れる方、もしくはゆくゆくこの時期の東京ディズニーシーについて振り返りたいときに役に立てば幸いです。
最後に、記事の中で触れきれなかった事も含め、今回の来園で色々と思ったところを箇条書きにして今回の記事を締めたいと思います。
- パス取得は運要素が思ったより強い。もともとパークをよく訪れていた人で、モバイル端末でのパス取得(昔のファストパスなど)操作に慣れていないと押し負けるのでは。
- パス取得の段階でパーク内のエリア位置関係やアトラクションの場所等を完璧に把握していないと詰みそう
- 朝イチのパス取得で1日の過ごし方のすべてが決まるため、1日中時間を見ている必要がある(なんかずっと忙しい)
- マップを広げて「さあ次は何しようか?」と会話を弾ませる。そんなパークは今はもうない…。(そもそもマップがないけれど…)
- MOの受け取り時間10分は短すぎる。そんなにドンピシャで行けない…。
- レストランは空いているのにMOは取得できない、というのはどういう状態なんだろう
- MO以外のレストラン、ワゴンはすべて大混雑。ポップコーンすら30~40分待ち。
- アトラクションも混んでいた。レストランもショップも混んでいた。でも、パーク内のトイレはすべて空いていた。かつて入園制限中のパークだとトイレが一番ネックだったのに…。
- トイレの混雑状況を見るに、実は入園者数はかつてのパークと比べてさほど多くないのかも知れない
- 以前はシーズンイベントのショーを1日3回、レギュラーショーを3種類×5回ずつ実施しており、すべて並んで入場していた
- 今はショーはすべて抽選 or 課金となるため、お客さんが分散せずアトラクションに集中しているだけなのかも…