私たちは先日鹿児島県を訪れました!
そこで2日目の昼に訪れたお店が「唐船峡そうめん流し」。
よく知る”流しそうめん”とは似て非なる存在である”そうめん流し”発祥の地で、美味しいそうめんを楽しく味わってきましたよ~!
今回の記事ではそんな「唐船峡そうめん流し」について、メニューから実際の体験レポについて詳しくご紹介します✨️
▼鹿児島3泊4日旅行の全体旅行記
予約する前にチェック
ネットでホテルを予約するときは、「予約確定」ボタンを押す前にちょっとオトクなクーポンが無いか必ずチェックしましょう!
楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベルでは定期的に割引クーポンが発行されているため、予め確認してから予約をするのがおすすめです。
Contents
「唐船峡そうめん流し」について
住所 | 〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町5967 |
---|---|
営業時間 | 4月~9月 10:00~15:30(LO 15:00) 10月~3月 11:00~15:30(LO 15:00) ※天候等によって変更あり ※GW、夏休み期間、年末年始等不定休あり |
定休日 | 年中無休(時季により変更あり) |
駐車場 | あり 普通車470台(大型可) |
ペットの同伴 |
不可 |
その他 |
コード決済(PayPay・Airpay)/カード決済(クレジットカード、デビットカード等)/電子マネー/交通系ICカード |
回転式そうめん流し発祥の地で、いまでは全国から年間約20万人の利用客が訪れています。
昭和37年、川上の湧水を利用し、竹樋で作ったそうめん流しがスタート。
昭和45年には回転式そうめん流し器の意匠登録をし、全国第1号のそうめん流し発祥の地となりました。
平成8年3月国土庁(現在の国土交通省)の「水の郷百選」に選ばれた、清涼で豊富な湧き水を利用して、年間を通じてそうめん流しが楽しめます。
木の香りと水の音に包まれながらのお食事は、心の中まで満たしてくれます。
そんな”そうめん流し”発祥のお店でいただく美味しいそうめん!
アクセス
「唐船峡そうめん流し」は鹿児島の指宿エリアに位置するお店。
周囲に電車の駅やバス停は無いので、基本的には車でのアクセス限定で訪れることができます。
【公共交通機関の場合】
- タクシー利用(JR指宿駅から約30分、14kmほど)
【車利用の場合】
駐車場あり(無料)
店内・外の様子
車を走らせて唐船峡そうめん流しへ!
▲「知林ヶ島」へのトレッキングを終えていい感じに空腹になった私達。
車を走らせ「唐船峡そうめん流し」を目指します🚗
道中はかなりのどかな道で景色もよく、ドライブ楽しかったですね~!
▲「名水の郷 唐船峡」の看板が見えてきました。
ここを左に曲がると、目指す「唐船峡そうめん流し」にたどり着けます👀
▲無事到着しました!
駐車場はかなりの台数が用意されていますが、それでもほぼ満車状態になるほどお店は混み合っていました…!
ピークシーズンの土日お昼時は少し注意が必要かもですね。
まるでテーマパーク!?ワクワクする入口
▲早速店内へと向かいます!
お店へはこんな架け橋を渡って行くスタイル。もうこの時点でだいぶ楽しい…!
▲「唐船峡そうめん流し」の文字が見えてきました。
ここがお店かな…?と思いきや。
▲なんとそこにあったのはエレベーターホール。
目指すお店はこのエレベーターを使って更に下の階に降りたところにあるようです。凄い構造だなあ…。
車椅子やベビーカーもここで無料でレンタルできるようになっていました。
▲エレベーターを使って下の階に降り、通路を進むと階段が出てきました。もちろん、スロープも隣に併設されているので安心です◎
▲階段を降りたところの様子がこちら。何やらおしゃれな雰囲気。
▲お店に到着しました!
なんだかここまでの道のりもとっても面白くって、単に飲食店に来た、というよりは面白い観光スポットにやってきたような感覚です✨️
▲注文を終えたら、早速そうめん流しコーナーに進んでいきます~!
テーブル番号も100~800番台まであって驚き。めちゃめちゃにキャパシティが大きい…。
そうめん流しのテーブルが沢山!店内の様子
▲さて、そんな「唐船峡そうめん流し」の店内の様子がこちら!
おおお…!凄い!!
各卓の上にぐるぐると回る回転式のそうめん流し台が用意され、座席はそんな台をぐるっと囲むように用意されています。
うわあこれ面白いなあ…!
▲店内には”そうめん流し台”が設置されたテーブルがズラリ……!
客席の大半は半分屋外になっており、外の渓谷の水の音を聞きながら食事を楽しめるスタイルです。気持ち良い…!
▲注文したそうめんはこちらのそうめん流し台にぶち込んで、後はひたすらすすっていく形です。
毎回使い終わった後にそうめん流し台の水は完全に入れ替えられていたので、衛生面も安心ですね◎
水を入れ替える時の仕組みが凄かったなあ…
▲私達が訪れた日もそれなりに混み合っていましたが、それでも一部エリアは利用されていない状態でした。
MAX何人収容できるんだろうこれ…凄い広い。
▲ちなみに「唐船峡そうめん流し」の店舗の奥には「長寿庵」という違うお店が併設しているよう。
これより奥は違うお店だから気をつけてね~という看板がありました。
実際のそうめん流しの様子や実食レポは後の章で詳しくお話します◎
チョウザメが泳ぐ池で癒やされる
▲そうめんを美味しく食べ終わった後は、店内を散策してみることに。
店内といっても「唐船峡そうめん流し」は、そうめんエリア以外にも結構見どころがあるスポット。
なので実質的にはお店の外の施設内を諸々散策してみた感じになります。
▲ダイエット中のコイさんがいらっしゃいました。
▲それでも人間が近寄るとたくさん集まってくるコイさんたち。
ごめんよ…餌持ってないんだよう…
▲タイミングの問題か閉店していましたが、おみやげショップも併設していました。
▲こちらは「唐船峡そうめん流し」のベースとなる湧き水。
これがあるからそうめんも美味しくいただけました。ありがとうございます、ですね!
▲チョウザメの泳ぐ池がありました。
…チョウザメの泳ぐ池!?
▲水族館かな?と思うような説明の看板もありました。
一瞬しれっと受け入れそうになっちゃいましたが、いやいやなんでそもそもチョウザメがいるんだ。謎だ…。笑
▲チョウザメどこかな~?と池に目を凝らしてみると…
▲あ!多分こいつだ!!
コイに混ざって明らかに形状が異なる存在が泳いでいました。ほえ…、本当にいるなあ…。
▲澄んだ水の中をスイスイコイが泳ぎ、落ち葉も待っている様子がなんとも言えず美しいです。
▲長閑だなあ…。
▲カラフルな傘が飾られたエリアがありました。綺麗。
▲池に橋がかけられ、その先に神社がありました。
せっかくなのでご挨拶、とは思いましたが、いかんせん橋の幅が狭くちょっと恐怖を覚えたのでここは見送ることに…。笑
▲傘の道を進んで出口へと向かっていきます⛱️
ここはそうめん流し発祥の地
▲さて、行きにはスルーしてしまいましたが、エレベーターホールにはこのようにそうめん流しの歴史についての展示が用意されています。
実際にそうめん流しを経験した身として、最後にそうめん流しについて学んでから帰ることにしようと思います。
▲メニューの秘密。
使用されている水は日本百名水に選ばれた湧水だったようです。つゆの仕込みができる職人さん、4人しかいないんだ…!
▲そうめん流しの革命!「回転式」はなんと町役場の職員が開発したんだそう。
確かにこの回転式なら、流し素麺のように場所を取らずとも自由に流れるそうめんをすすることができるので良い仕組みですね。
▲最初は水流を作り出すために自動車のウィンドウォッシャーノズルが使われていたんだとか。
その後のたくさんの試行錯誤の末、今の形があるんですねえ…。
▲そんなそうめん流しが今から60年も前にできていたのか…、と思うとなんだかしみじみとしてしまいましたね…!
美味しかったよ!!良い体験だった!!
▲エレベーターで地上階へと戻り、橋を渡って駐車場へと戻ります。
▲まるでテーマパークのような雰囲気で、食事そのものに加えて”体験”として楽しめるとっても良いスポットでしたね~!
▲そうめん流しを生み出していただき、ありがとうございます。
メニュー
▲さあ話を戻して、本題のそうめん流しの方に戻ってきましょう。
「唐船峡そうめん流し」は入口近くのこちらで先に注文を行うスタイル。こちらでメニューを決めて食券を購入し…
▲利用する席を自分たちで決めて確保した後、こちらで席番号とともに食券の受付を行う形でした。
▲メニューはこちら!
そうめんの他に鯉こくやマスの塩焼きが付いた定食の用意があります。
▲その他単品で料理を頼むことも可能。もちろん、そうめんを単品で注文してもOKです!
▲ちなみにジュースは購入したら1杯だけこちらで自ら汲むスタイルでした。面白い。笑
実食レポ
▲さあここからは実食レポに入っていきます!
今回私達がチョイスした席はこちら。特に意味はありませんが、そうめん流し台の色で決めました。
なんとなく青のほうが清涼感ある気がする。
▲よく見ると外の席と異なり、そうめん流し台が二段になっていました。
これ、食べ終わってから知ったんですが、下の段が水流が左→右に流れる右利き用、上の段が水流が逆に流れる左利き用とのことでした!
そっか言われてみれば利き手によって取りやすいそうめんの向きって違うのか…!
…何も考えず右利きの二人がこの席を使ってしまってすみませんでした……。
▲飲料水はなんと百名水に選ばれた湧水をそのままいただけるとのこと!
▲岩から湧き出ている水を汲んで、自由に飲むことができちゃいます。これは楽しい。
▲ただ私自身水ソムリエでもなんでもないので、ぶっちゃけたところイマイチミネラルウォーター等との差は分からず。”唎水”とかしても絶対分かんないだろうなあ…。
気分的には「湧水飲んでるぞ!!」というのはいい感じでした。笑
▲などと水についてあーだこーだ話していたら、そうめんが到着しました!!
こちらはそうめん2人前。ザルに入れられ、そうめん流し台のど真ん中に鎮座しております。結構量が多い!
▲ここから、好きなだけそうめんを自分で流し台にぶち込んで流し、それを掬ってすする形です。
なんだか自分で流して自分で回収するのも面白い感じではあります。笑
▲そうめんのつゆと薬味も用意していただきました。
▲そして、一緒に注文していたA定食の他のメニューも到着!
▲こちらは鯉こく、というお味噌汁とおにぎり。
そうめんにおにぎりを添えるあたり、物凄く日本人らしくって大好きです。
▲こちらは「鯉あらい」というもの。
なんと鯉のお刺身らしいんですね!初めて食べた…!
口にいれるとかなり固めで、知っている白身魚とは明らかに異なる雰囲気で面白い。
これからは池の鯉を見ても「ああ、美味しそうだな…」と思う羽目になりそうです。。
※鯉あらいに用いている鯉は専用の養殖鯉だそうです。池の鯉とは違います。多分。
▲こちらはマスの塩焼き。
鮎の塩焼きはちょいちょい食べますが、マスは物凄く久しぶりな気がする!!
ふわふわの身と塩のしょっぱさがベストマッチですね~!
▲そして真打ち・そうめん!!
写真だとあれですが、このそうめん流し、思ったよりも水流が速いです。
なので、普通に流れて回っているそうめんを見ているだけでも、もうシンプルに楽しい。笑
そこから箸でうまくキャッチすると、なんとも言えない達成感があります。楽しい。笑
▲おかずをつまみ、そうめんをすすり、おにぎりにかぶりつき、またそうめんをすすり…。
見た目にも清涼感のある空間で、楽しくそうめんを掬ってはすすり、掬ってはすすり…と、とにかく楽しかった!!笑
味も体験も病みつきになりそうです…。
▲回転式そうめん流し発祥の地・「唐船峡そうめん流し」。大満喫しました~!!
まとめ
- そうめん流し、楽しい!!
- 冷静に考えると、自分でそうめんを水流にぶち込み、それを自分で頑張って掬って食べる状況が面白い。
- 定食のメニューもそうめんも美味しい!特につゆが美味しかったなあ。
- 鯉の刺し身を食べたのは初めてな気がします
- チョウザメの泳ぐ池もあったりして普通に観光スポットとして楽しい
- 公共交通機関での来場はほぼ不可。車利用が必須。
今回の記事では、「唐船峡 そうめん流し」についてお店の概要と実食レポをお届けしました!
そうめん流し発祥の地で百名水の湧水とともにいただくそうめん。
その見た目も、体験も、そして味も美味しく、5感で満足できる楽しいスポットだったな~と思います!
車でしか訪れることができないのがネックですが、是非鹿児島の指宿エリアを訪れる場合は「唐船峡 そうめん流し」をチェックしてみてはいかがでしょうか?
▼鹿児島3泊4日旅行の全体旅行記
予約する前にチェック
ネットでホテルを予約するときは、「予約確定」ボタンを押す前にちょっとオトクなクーポンが無いか必ずチェックしましょう!
楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベルでは定期的に割引クーポンが発行されているため、予め確認してから予約をするのがおすすめです。