ディズニーランド スプーキー”Boo!”パレードの歌詞に込められた世界観!
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ディズニーランド スプーキー”Boo!”パレードの歌詞に込められた世界観!

 

 

 

東京ディズニーリゾートでは、2018年9月11日から10月31日までの期間ランド、シー両パークで“ディズニー・ハロウィーン”を開催しています。

 

今回はその中から、ディズニーランドで公演されているハロウィーン限定のパレード『スプーキー“BOO!”パレード』(以下、スプブ)について紹介したいと思います。

 

 

2019年度版についての記事はこちら!

 

 

スプブの世界観

スプブは、ディズニーランドで今年初めて登場したパレードです。今までのランドのハロウィーン典型の、

ちょっと怖いけど楽しいよ、さあ楽しもう!いええええい!

 

という雰囲気からかなり毛色を変えて、

怖い?いやいやそんなことはないよ、とりあえずこっちへおいで、おやもうこ こまできたら戻れないよ、さあゴーストになって楽しもう…、あはははははは

 

という雰囲気になりました。

 

 

 

 

 

 

…はい。これまったくふざけているわけでもなく本当にこんな感じです。

 

 

詳しく解説していきましょう!まず、基本的にランドで行われてきたパレードは“一緒にハロウィーンを楽しもう!”というテイストでした。

 

 

例えば、過去に公演された『ディズニーハロウィーンパレード』では、パレードルートにゲストが出てきて一緒に踊るというシーンがありました。近年では『ハロウィーンポップンライブ(2016~2017)』という、ハロウィーンのミュージックフェスティバルをテーマにしたパレードを公演していました。このパレードではスモークシャボンや大量スモークが出てきたり、皆でタオルを振り回したりして盛り上がりました。楽しかった。

 

 

 

 

 

 

一方で、今年のパレード。ディズニー公式HP記載の説明によると、

『新しい仲間を探しているゴーストたちが、ゾクゾクするほど魅力的に変身させた“ゴースト流の東京ディズニーランド”に、ディズニーの仲間たちやゲストを招待して繰り広げる今年初登場のパレード。パレードが進むにつれストーリーも進行し、観る場所によって異なるストーリーを楽しめます。ディズニーの仲間たちと一緒にゴーストの仲間になりませんか?』

ディズニー公式HPより

 

となっています。これを見る限り、特に不審な部分はありません。

 

 

 

スプブの奇妙な世界観

 

スプブの全体の流れは、

 

ディズニーの仲間たちが登場
→ショーモードでキャラクターが早着替えしゴーストに変身、ゲスト手遊びによりゴーストになる
→ゴースト化したまま退場

 

というもの。

 

 

これだけなら今までのパレードでもありがちな感じですね。実際、初めて見たときは私も、ああそんなに目新しい要素はないな、と思ったほどです。

 

 

その印象が変わったのは、何回目かにミニー&クラリスの停止位置で見たときのこと

 

各キャラクターの停止位置で見るとキャラクター同士の会話を聞くことができますが、これが完全に、狂気。ここではミニー&クラリスの会話を紹介します。

 

 

 

 

ミニー
ねえクラリス?ゴーストの世界、とっても楽しいわね!

クラリス
楽しいわねぇ〜〜♪うふふふふふふ〜!

 

ミニー
こんなに楽しいなら、ゴーストになってもいいわね!

 

 

クラリス
ゴーーストに︎なりたいわぁ〜〜♪うふふふ〜〜!

ミニー
…クラリス?大丈夫?

 

クラリス
楽しいわぁ〜〜♪うふふふふふ〜!

 

ミニー
よかったぁ、楽しかったわね♪

クラリス
うっふふふふふ〜♪

 

 

ミニー
うっふふふふふ〜〜〜〜♪

 

 

 

いかがでしょうか。まず明らかにクラリスのセリフがおかしい。

 

 

ミニーが途中で心配するも、ただただ笑うのみ。実はこのセリフの間、クラリスはずっと少し動きがカクカクしています。まるでゴーストに取り憑かれているように。

 

 

 

一方のミニーは、初めは単純に楽しんでいるようですが、明らかに様子のおかしいクラリスを心配するようなセリフを吐いた直後、態度が一変します。

 

こちらは実は途中でミニーが同乗しているゴーストに操られる動きがあります。つまり、最後のセリフはミニー本心のセリフではなく、ゴーストによって操られた結果のセリフ

 

 

このように、各キャラクターのセリフを注意深く聞くと明らかにセリフがおかしいキャラクターがいます。

 

 

 

もはやゴーストが主人公!?

 

 

そう、つまりこのパレードは新たな仲間を探すゴースト達が主人公。

 

 

ここからは私自身の考察が入りますが、彼らは仲間を増やす手段としてディズニーのキャラクターを使うことを考えた。パレードの進行とともに徐々に操られ、ゴーストに取り憑かれていくキャラクターたち。そしてついにパレードは停止、ショーモードに突入したタイミングでキャラクターたちは完全にゴーストになり、人間のゲストに誘いかけます。

 

 

さあ、一緒にゴーストになろう・・・・

 

 

一見すると、普通にキャラクターが登場する楽しいパレード。でも、その言葉や行動の意味を考えた時、このパレードが見せる世界は一変してただひたすら私たちにゴーストになろうと誘いかける狂気に満ちたものになります。これこそが、冒頭の説明の理由です。

 

 

スプブ考察

 

 

個人的には、「ハロウィーンはただ楽しいだけではないんだよ」という雰囲気の今回のパレードはかなり好きです。見れば見るほど不可解な箇所が出てくる、やりこみ要素の高いパレードです。

 

さらにキャラクターの動きが素晴らしい。特に操られるシーンでは思わずぞっとしてしまうほどです。これから初めてみる!という方は、キャラクターの言動に特に注目して観ることをお勧めします。

 

 

 

 

 

スプブ鑑賞時の注意点

 

さてこのパレード、鑑賞に当たって一つ大きな注意点があります。それは、公式HPに記載のあった、『観る場所によって異なるストーリーを楽しめます』ということ。

 

 

スプブは普段のパレードとは逆にトゥーンタウンを出発してプラザを回り、ホーンテッドマンション横に帰る、という動きをします。その間でプラザとウエスタンランド〜ファンタジーランドの2箇所で停止しショーモードに突入しますが、ミッキーたちの早着替え=ゴースト化するシーンが見られるのは、プラザで停止する一回目停止位置のみです。

 

 

ウエスタンランド〜ファンタジーランドの二回目停止位置では、すでにキャラクターはゴースト化した状態でのショーモードになります。つまり、圧倒的に一回目停止位置の方が楽しい。そしてそのため、一回目停止位置の場所取りは激戦です。場所取りに関しては、以下の記事に詳しく書いてあります!!

 

 

checkスプブ場所取りのコツはこちら!

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スプーキー”Boo!”パレード 場所取りは激戦!コツと裏技紹介!

 

 

ハロウィーン期間も折り返し地点を過ぎましたが、まだまだ楽しんでいきましょう!

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