こんにちは、yu-です!
先日10月1日よりGotoトラベルが本格始動し、地域共通クーポンのスタートと東京の追加が実施されました。
また、Gotoトラベルに合わせ、各自治体独自の割引も大いに盛り上がっています。
先日ご紹介した「Find Your YOKOHAMAキャンペーン」もこの一つ。
多くの自治体独自の割引はGotoトラベルとの併用も可能なため、大変オトクなキャンペーンとなっています。
「Find Your YOKOHAMA」についてはこちら!!
さて、Gotoトラベル開始当初は日の目を浴びなかった東京都、ついに来る10/23から自治体割引が開始します!!
その名も、
「もっと楽しもう!TokyoTokyo」 略称「もっとTokyo」
今回の記事では、この「もっとTokyo」について、いったいいくらで旅行できるんだい??という金額の部分を詳細にご紹介していきたいと思います!
10/25追記
旅行サイトごとに、すでにキャンペーンがスタートしており完売してしまったサイトもあれば、まだスタートしていないサイトもあるという状態です。
現在判明しているこれからスタート予定の旅行サイトは以下のとおりです。
○dトラベル:10/30スタート予定
今後状況が変わり次第追記していきたいと思います。
Contents
概要
助成対象者 | 東京都民 |
助成対象旅行 | 【宿泊】
・旅行業者等が取り扱う「宿泊を伴う」旅行 ・国の「Go To トラベル事業」に登録した宿泊事業者が直接販売を行う宿泊 【日帰り】 ・旅行業者等が取り扱う「日帰り」旅行 |
助成金額 | 【宿泊】
一泊:¥5,000 【日帰り】 一回:¥2,500 |
期間 | 2020/10/24 ~ 2021/3/31 |
予算総額 | 22億円(約40万泊分) |
概要はこの図のとおりです!
一番のポイントは、東京都民が東京都に旅行する場合のみ適用、ということ!!
Gotoトラベル始動当初は”待て”を食らった東京都民、ついに報われる日が来ましたね…!
そうです、私も当初はそう考えて、ふーんそんなのもあるのねえ、という冷めた目で見ていましたが、詳細を知り目が冷めました。
東京都民の方々、これは、なかなかとんでもないキャンペーンです。
では何がとんでもないのか、具体的な割引額についてお伝えしましょう。
具体的な割引額は?
復習すると、今回の「もっとTokyo」の割引額は、以下の通りでしたね。
- 宿泊:一泊5000円
- 日帰り:一回2500円
さて、当然というべきか、この割引額が適用されるためには、いくつかの条件があります。
それが、こちら。
旅行区分 | 予約先
(事業者区分) |
助成額 | 助成対象(助成前の税込価格を基準) | |
GoToトラベルと
併用する場合 |
GoToトラベルと 併用しない場合 |
|||
宿泊を伴う旅行
(宿泊手配含む) |
旅行業者
OTA事業者 |
1人1泊あたり
5,000円 |
9,000円以上
(旅行者支払額850円以上) |
6,000円以上
(旅行者支払額1,000円以上) |
宿泊のみ | 宿泊事業者 | 9,000円以上
(旅行者支払額850円以上) |
適用されません | |
日帰り旅行 | 旅行業者 | 1人1回あたり
2,500円 |
4,500円以上
(旅行者支払額425円以上) |
3,000円以上
(旅行者支払額500円以上) |
(東京観光財団HPより引用)
この表は事業者向けであるため、少し詳細に書かれていますが、我々旅行者が知っておくべきこととしては、
助成金額の条件には、宿泊or日帰り・Gotoトラベル併用or併用しないという4パターンがある、ということです。
では、次からこの4パターンについて、具体的な金額を見つつ詳細に解説します。
宿泊の場合
ここでは、仮に前回の記事で紹介した「三井ガーデンホテル五反田」に宿泊する場合を考えます。
「三井ガーデンホテル五反田」の宿泊レポはこちら!
まず、基準となる「三井ガーデンホテル五反田」の宿泊価格は以下のとおりです。
宿泊(素泊まり)
モデレートダブル(2名定員):税込み¥9091(1名)
では、この金額を基準に計算していきましょう!
Gotoトラベル併用
まず、宿泊のみでGotoトラベルを併用する場合についてです。
この場合、助成を受けるためには割引前の税込価格が9000円以上である必要があります。
今回の例だと、一人9091円(税込み)であるため、まずこの条件はクリアです!
ここから、まずGotoトラベルの割引を計算します。
金額:¥9091
-
- 35%が割引
9091 × 0.35 = 3181 ¥3181引き
9091 - 3181 = 5909 ¥5909
- 35%が割引
-
- 15%が地域共通クーポン
9091 × 0.15 = 1363 ¥1000相当の地域共通クーポン
- 15%が地域共通クーポン
この時点で宿泊金額は\5909となり、さらに地域共通クーポンも¥1000分ついてきちゃう…、という計算です。
やはりGotoトラベル、とんでもない威力です。笑
さて、もうお気づきの方はいらっしゃるでしょうが、この金額から、今回の「もっとTokyo」割引が入ります。
金額¥5909
-
- もっとTokyo割引:割引額¥5000
¥5909 - 5000 = 909 ¥909
- もっとTokyo割引:割引額¥5000
はい。
なんと、ここで支払額が909円と、1000円を下回ってきました。
しかもその上、Gotoトラベルの地域共通クーポンが¥1000もらえちゃうんです。
そうなんです。
これ、驚くことに、実質0円というかもはや泊まりに行くことで儲けが出てしまうのです。
そんなことやっちゃっていいんですか!!!びっくりしましたほんとに!!笑
これが、このキャンペーンが”とんでもない”キャンペーンだと言い表した理由です。
Gotoトラベル併用なし
次に、Gotoトラベル併用なしの場合についてです。
この場合、助成を受けるためには割引前の税込価格が6000円以上である必要があります。
こちらも、例に上げた三井ガーデンホテル五反田の金額であればクリアしています。
では早速計算していきましょう!
…といっても、こちらの計算は至極単純。
宿泊額から純粋に5000円を引くのみです。
金額:¥4091
-
- もっとTokyo割引:割引額¥5000円
9091 - 5000 = 4091 ¥4091
- もっとTokyo割引:割引額¥5000円
よって、支払額は¥4091となります。
先程のGotoトラベル利用パターンに比べ、少し目劣りするように見えますね。
でもそれは、宿泊金額が今回の場合¥9091で計算をしているためなのです。
この「Gotoトラベル併用無しなら6000円以上でOK!」というルールは、都内にある価格帯の異なるホテルを救う、非常に良くできたルールなのです。
宿泊金額が¥6500の場合
先程述べたことをもっと詳しくご説明しましょう。
宿泊金額が、\6500程度であればどうなるでしょうか。
¥6500ではGotoトラベルともっとTokyoを併用することはできないため、どちらかを選択することになります。
その両者の場合を比較してみましょう。
まずはGotoトラベルを利用した場合について。
金額¥6500
-
- 35%が値引き
6500 × 0.35 = 2275
6500 - 2275 = 4225 ¥4225
- 35%が値引き
-
- 15%が地域共通クーポン
6500 × 0.15 = 975 ¥1000相当の地域共通クーポン
- 15%が地域共通クーポン
Gotoトラベルの利用を選択した場合、上記の通り支払金額は\4225、それに¥1000相当の地域共通クーポンがもらえる、という計算になります。
つぎにもっとTokyoを利用した場合です。
金額¥6500
-
- もっとTokyo割引額:¥5000
6500 - 5000 = 1500 ¥1500
- もっとTokyo割引額:¥5000
このように、もっとTokyoを利用した場合は、支払額が1500円になります。
Gotoトラベルを利用した場合に比べ、3000円弱安い、という計算になるのです。
これが、都内にある価格帯の異なるホテルを救う、非常に良くできたルールであるとする所以です。
すなわち、Gotoトラベルではあまりお得感のない、もともと安価な価格帯のホテルに日を当て、もっとTokyoを使うことでお得感を演出。
Gotoトラベルだけでは選ばれなかったかもしれないホテルを、旅行者の眼中に入れることができるのです。
以上が、もっとTokyo宿泊編です!
なんにせよ、お得なことには代わりありません!!
日帰りの場合
日帰りの場合も、宿泊の場合と助成金額が異なるのみで、大きくルールは変動しません。
仮に、¥5000の日帰りバスツアーに申し込んだ場合について計算してみたいと思います!
Gotoトラベル併用
まず、Gotoトラベルを併用する場合についてです。
この場合、助成を受けるためには割引前の税込価格が4500円以上である必要があります。
今回の例だと、一人5000円(税込み)であるため、まずこの条件はクリア!
ここから、まずGotoトラベルの割引を計算します。
金額¥5000
-
- 35%を割引
5000 × 0.35 = 1750
5000 - 1750 = 3250 ¥3250
- 35%を割引
-
- 15%を地域共通クーポン
5000 × 0.15 = 750 ¥1000相当の地域共通クーポン
- 15%を地域共通クーポン
支払額は¥3250、それに¥1000相当の地域共通クーポンがついてくる計算です。
あーー安い!笑
次に、もっとTokyo割引を計算します。
金額¥3250
-
- もっとTokyo割引額:¥2500
3250 - 2500 = 750 ¥750
- もっとTokyo割引額:¥2500
はい、支払額750円になりました!
さらに繰り返すようですが、地域共通クーポンが1000円分もらえます。
日帰りも、宿泊同様まさかの儲けがでてしまうというとんでも仕様です。
つぎに、Gotoトラベル併用なしの場合を考えます。
Gotoトラベル併用なし
次に、Gotoトラベル併用なしの場合についてです。
この場合、助成を受けるためには割引前の税込価格が3000円以上である必要があります。
この例の金額だと¥5000なのでクリアですね!
では早速計算していきましょう!
金額¥5000
-
- もっとTokyo割引額:¥2500
5000 - 2500 = 2500 ¥2500
- もっとTokyo割引額:¥2500
支払額は、¥2500になります。
これも宿泊の場合と同様、今回の例ではGotoトラベル併用の場合に比べ少し目劣りしますが、旅行金額が3000円程度の場合に火を吹きます。笑
まとめ
今回のもっとTokyo割引の割引額について、具体的にイメージが湧きましたでしょうか?
金額に応じて、Gotoトラベルの併用有無をうまく使い分けることがポイントです!
さて、今回の記事では東京都民が東京都内に行く場合にのみ適用される、「もっとTokyo」について、その具体的な金額を中心に紹介しました。
じつはスタート間近のこのキャンペーンですが、現在まだどの旅行事業者が実施する等の情報は明らかになっていません。(10月20日現在。)
またこの点については、詳細が判明し次第記事にして紹介したいと思うのでもうしばしお待ち下さい!!
大変オトクな東京都民のキャンペーン、うまく使って楽しみましょう!