【青森】ねぶたの家 ワ・ラッセで知る”祭りの素顔” | 所要時間・料金・見どころをレポ!

ワ・ラッセの大型ねぶたの迫力、すごかったなあ…!
近くで見ると、細部まで丁寧に作られてるのが伝わったよね!
うんうん!ねぶた祭本番の前に立ち寄るのにぴったりだったね!
先日私たちは1泊2日でねぶた祭シーズンの青森旅行を楽しんできました!
そこで1日目に訪れたのが、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。
夜に開催されるねぶた祭を楽しむ前に、ねぶた祭について知っておこう!ということで立ち寄ったこちらのスポット。
歴代の巨大なねぶたや、お囃子の演奏をいち早く知ることができ、本番のお祭りの前に訪れてみて良かったな~と思います!
今回はそんな「ねぶたの家 ワ・ラッセ」について、詳しいレポをお届けします☺️
青森ねぶた祭旅行1泊2日の全日程&プランを見る
DAY1
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DAY2
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ねぶたの家 ワ・ラッセとは?
| 住所 | 青森県青森市安方1丁目1-1 | ||
|---|---|---|---|
| 公式HP | https://www.nebuta.jp/warasse/ | ||
| 電話番号 | 017-752-1311 | ||
| 営業時間 | 5月~8月 9:00~19:00(最終入場18:30) 9月~4月 9:00~18:00(最終入場17:30) | ||
| 休業日 | 8月9日、8月10日(展示ねぶた総入れ替えのため)、12月31日、1月1日 | ||
| 料金 | 大人620円(団体550円) 高校生460円(団体410円) 小・中学生260円(団体230円) | ||
青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」が2011年1月にJR青森駅の海手にオープンしました。街の発展を見届けてきたねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく紹介し、ねぶたのすべてを1年を通じて体感することができる"夢の空間"です。
ねぶたの家 ワ・ラッセは、青森県青森市に位置するスポット。
ねぶた祭の歴史や、過去のねぶたを展示しており、ねぶた祭とはなんぞや?という基本的なことからその魅力まで”体感”することができる場所となっています。
今回私たちは夜に迎える”本番”の前の予習として訪れたよ~!
アクセス
ねぶたの家 ワ・ラッセは青森県青森市に位置するスポット。
青森駅からは徒歩1分と非常にアクセスしやすい好立地です◎
【公共交通機関の場合】
- JR青森駅よりすぐ(徒歩1分)
【車利用の場合】
駐車場あり
よくある質問 | ねぶたの家 ワ・ラッセ Q&A
ゆっくり写真を撮ったり映像・お囃子ステージも楽しむ場合は1〜1.5時間ほどが目安です。
時間がないときは30分ほどでも主要展示は見られます。
撮影可能です。大型ねぶたを間近で撮れるので、スマホでも迫力のある写真が撮れます📷️
時間帯によって映像上映かお囃子の実演に切り替わります。入館時にスケジュールが確認できるので、気になる方はチェックしてみてください。
ねぶたの家 ワ・ラッセに行ってみたよ
多くの人で賑わうねぶたの家の外観~チケット購入

▲「青森のっけ丼」でのランチを終えたあと、歩いて「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へ。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は青森駅からとーっても近いのがいいところ!
駅を出て左に見える大きな白い橋の方に歩いていくと、その右手に見える外壁が赤い建物が当たりです。
この写真で言うと、右側にある赤い線でできたような建物が、目指す「ねぶたの家 ワ・ラッセ」ですね。

▲赤い線に見えていた外壁の中はこんな感じで、入口へと続く通路になっていました!
早速建物内へと向かっていきます。

▲中に入ると、一階にはショップとレストランが用意された入場券の要らないコーナーがあり、展示スペースへは二階から入る形となっていました。
さすがねぶた祭シーズン、とにかくお客さんの数が多い!!
とりわけ、外国から来られている方の数が多く、海外でもねぶた祭ってこんなに知られているんだな…!と驚きましたね。

▲二階に上がると、跳人の顔出し看板に、大きなねぶたの展示がありました。

▲チケット売り場に来ました。こちらにも小さいですがライトアップされたねぶたの展示がありますね~!
新青森駅にもねぶたの展示がありましたが、結構あちこちで様々な種類のねぶたが飾られているんだなあ、と思います。

▲チケットはカウンター・自動券売機の二箇所で販売されていました。
カードやキャッシュレス決済系があらかた利用出来たのはありがたいところ。

▲料金は大人620円。
館内のねぶたホールステージでは、時間に応じて映像もしくはお囃子の演奏が実施されているそうです。
ちょうど時間を見たら、お囃子演奏の13:00の回にちょうど良さそうだったので、この時間を目掛けて展示を見て回ることにしました!

▲チケット購入完了!
味のあるイラストが描かれています。

▲早速展示スペースへと進んでいきます!
撮影OK、とのことなのでこの先もたっぷりの写真とともにレポをお届けします☺️
ねぶたの歴史を学ぶ

▲まずは青森におけるねぶた祭の歴史を紹介するコーナー。
アーチ状に用意されたパネルに、ねぶた祭の歴史が展示されています。
こうしてじっくり眺めてみると、意外と私自身ねぶた祭についてなんにも知らなかったことが分かって良かったですね…!
本番を見る前にこの場所に来て正解でした。

▲中でも面白かったのは、幕末期のこの2つのエピソード。
一つは、禁止令にもめげずに出陣した、というもの。
ねぶたにかける情熱が加熱しすぎて、大型化や手の込んだ細工を禁止する禁止令が何度も出されたにもかかわらず、人々がねぶたを出し続けて、そのたびに処罰を受けることが繰り返された…とのこと。
なんだその凄まじいまでの情熱は…。笑
挙げ句約10年にわたってねぶた自体禁止にさせられているくらいなので、相当な加熱っぷりだったんだろうな…と遠い目になります。←
もう一つはその後のねぶたの大型化の話。
幕末から明治にかけてひたすら大型化を続けたねぶた。挙げ句、ねぶたによる電線の切断事故が相次いで発生したことにより、ねぶたは今の形に向かっていったんだそうです。
いやいや電線の切断事故って…。笑

▲自分好みのねぶたの面を作れるコーナーもありました!
面白そうでしたが、流石に並びすぎていた(20人くらいは並んでいた)ので、こちらはパス。

▲ねぶたができるまでの一年間について説明しているコーナーもありました。
その年のねぶたが終わると、すぐ次の年の構想を練り始めます。
…そうなんだ…。お休みとかないんだ…。
さっき見たパネルの、幕末期・明治期のねぶたの白熱度合いは今も冷めずに受け継がれているんだな…という一端を感じることが出来ました。凄まじい。

▲過去の出陣ねぶたや名人についての展示もありました。
よくもまあ毎年毎年こうも様々なねぶたを作れるもんだ……。

▲ねぶた祭の様子を写したモニターで挟まれた通路を抜け、次のエリアへと進みます。
ねぶたの名人と呼ばれた人たち

▲次のエリアにあったのは、ねぶた名人が作った面の展示。
こうして近くで見ると、やっぱり迫力ありますね…!

▲こちらは二代名人の方のもの。
ねぶた下絵も展示されていましたが、下絵と出来上がったねぶたのギャップが凄い。
どうしてあの二次元のシンプルな下絵から、あんなに立体的で派手なねぶたが作れるんだ…。

▲もう一つの面、こちらも迫力があります。

▲こちらは三代名人の方のもの。
当時の運行の様子を見ると、面だけで十分迫力があったのに対し、ねぶた本体もこれまた凄まじいなと思わされますね…。

▲こうして二階の展示コーナーは終了。
ここから一階は吹き抜けとなっており、写真で言うと右側のスロープを下って、一階のメイン展示コーナーへと進んでいきます。
大型ねぶたがズラリ!圧巻のメイン展示

▲一階のメイン展示コーナーに用意されているのは、かつて運行されていた実際の大型ねぶたたち!
映像で見て「いやいや大きすぎるでしょ…」と感じていましたが、実際にこうしてみると、想像の数倍はさらに大きいです。
こんな巨大なものが、今夜本当に動く姿を見られるのか…!と思うとワクワクしてきましたね~!

▲どん!優秀制作者賞・市長賞を獲得したというねぶた。
水の表現が良いですね…、躍動感が凄い。

▲寄りで撮影してみました。よく見ると水の周りに小さく水滴のようなものも付いているのが分かります。
芸が細かい…!

▲そんなねぶたの台座部分には「青森ねぶた」と書かれたたくさんの提灯がずらーっと備え付けられていました。
この提灯の数だけで見ても、凄まじい。

▲面をアップにしてみました。迫力…そして眼力が凄い。
これほど大きな造形なのに、細部までものすごく細かく作られていて驚きです。

▲巨大な大型なねぶたの他にも、小さなねぶたの展示もありました。
骨格にうまいことライトが設置されている様子が見れます。なるほどこんなふうになっているのか。

▲ねぶたの”中”がどうなっているのか?を見ることができる展示もありました!
早速中に入ってみると…

▲おお、これは凄い…!
想像以上にたくさんの木材が複雑に絡み合い、そこに針金やワイヤが張り巡らされ、ねぶた表面を形作っていました。
そしてそんな木材と針金の合間を縫うように電球が設置されていて、中から見ると非常に明るく感じましたね!
なんというか、すべてが人の手で地道に作られているんだな…、というのを感じられ、改めて凄いなと思うと同時に、こんな大変なものが文化として青森の地でずーっと息づいている、というのがなんとも不思議というか、その執念を感じましたね…。

▲そんなねぶた、ここで展示を見ている限りは到底信じられないのですが、ねぶた祭本番では”動く”んですよね。
その機構も至ってシンプルで、ねぶたの土台の中央に巨大なタイヤが用意されており、こちらは電源で動いているのだそう。
ただこのタイヤ、当然左右の方向転換等は出来ないので、このあたりはすべて人の手で動かしているのだと言います。
…やはり凄まじい執念を感じます、ねぶた祭…!笑

▲ねぶたの正体、その仕組みを知ったことで、よりねぶた祭に対する畏敬の念が強まりましたね…!
ここまで来ると、もはや髪の毛まで綺麗に再現されたこんなねぶたを見ても、だんだんビビらなくなってきました。(驚きはする)
ねぶた囃子演奏・ハネト体験・囃子体験

▲一通りの展示を見て回ったところで、ねぶた囃子演奏の時間が近くなってきたため、ワ・ラッセ内の”ねぶたホール”へ。
ねぶたホールはちょうど大型ねぶたが展示されている一階の中央辺りに位置しており、続々とお客さんが集まってきました。

▲時間になると、裏からたくさんの人が登場!
その場に用意されていた太鼓、笛、そしてシャン、シャンと音を鳴らす手振り鉦で、ねぶた祭のお囃子の生演奏が始まりました。
生で聞く大きな太鼓の音色、笛の軽やかなメロディ、手振り鉦の涼やかな音が、想像以上に迫力があって良かったですね!
どうやら夜の本番では、このお囃子がずっとお祭りの最中演奏され続けるのだそう。
確かにずっと聞いていられる、ずっと聞いていたいような粋な囃子だな~と思って聞き入ります。

▲お次は跳人の方々が登場!
今年のミスター・ミス跳人の方々が登場し、これまた迫力満点の跳人を披露してくれました!
その後観客も立ち上がり、跳人の跳ね方を教わって練習を行いますが、これがめちゃめちゃ、きつい。笑
右足2回、左足2回、とジャンプするだけ…ではあるんですが、そもそも普段の生活で”ジャンプする”という行為を行うことはないわけで、まずこの時点できつい。
更に、ジャンプは”高ければ高いほど良い”らしく、ミスター・ミス跳人の方々は見事な高さのジャンプを披露しているわけなのですが…、到底そんなジャンプは出来ない!笑
これを本番では2時間ほどぶっ続けでやるんだそうで、改めて凄まじいお祭りだな…と実感させられました。笑
最終的にお囃子、跳人、そして掛け声。この3つが合わさってねぶた祭なんだ、ということを教わり、観客も掛け声を皆で上げるよう声掛けされます。
ねぶた祭シーズンで人数が多かったこともあったのか、何度か繰り返す頃にはホール全体に響くほどの大音声になっていましたね…!楽しい!

▲最後は手振り鉦、太鼓を順番で貸していただき、お囃子の演奏体験をさせていただきました!
太鼓はちょっと人が多かったので見送りましたが、手振り鉦で実際に演奏してみたところ、これが意外と難しく…。笑
他に笛や太鼓の音色が響く中で、自分の音を貫いて同じ音を出し続ける…というのがなかなかうまくいかず、気づいたら笛、気づいたら太鼓につられて、めちゃめちゃな演奏になってしまいましたね;笑
およそ15分ほどのパフォーマンス&参加イベントで、ねぶた祭の活気をダイレクトに感じられる、良い時間を過ごせました~!
ワ・ラッセに入館したら、ぜひマストでチェックすべきだと思います✨️
本番前にお囃子や掛け声、跳人について知ることが出来て良かったですね☺️
ショップ・レストラン
最後はワ・ラッセの有料エリアを出たところにあるショップでお土産を物色し、奥のレストランもちょっと覗いてみました。
ショップにはねぶた祭グッズをはじめとして、青森土産が色々と用意されていて面白かったですね!
ちょっとお客さんの数があまりにも多かったので写真は無しですが、ショップだけなら入館料なしで利用できるので、軽く立ち寄ってみるのもおすすめです◎

▲ワ・ラッセにはレストランも併設されており、海鮮を中心としたメニューが楽しめます。
生ビールや青森の日本酒・田酒が飲めるのもGOODポイント◎

▲そんなレストランの前にもねぶたが展示されていました~!
最後の最後まで、ひたすらにねぶたを体感できる施設でした。楽しかった!
ねぶたの家 ワ・ラッセの周辺ホテルガイド
「青森のっけ丼」は青森県の青森市エリアに位置するスポット。
青森市エリアを訪れる際は、近くのホテルでゆっくり滞在してみてはいかがでしょうか?
今回私たちが宿泊した場所も含め、おすすめのホテルをご紹介します☺️
ドーミーイン青森
青森駅からは少し離れ10分ほど歩きますが、青森市内の主要観光スポットへのアクセスには便利なホテル。
館内に大浴場が付いていて、旅の疲れを癒やすにもぴったり。
漬けマグロやホタテ、長芋とろろが乗せ放題の「めったら丼」をいただける朝食ブッフェも魅力的です✨️
ホテルJALシティ青森
青森駅からも近く、観光のためにシンプルな宿泊をするならおすすめのホテル!
朝食ブッフェでは青森産の食材を使ったメニューが沢山。りんごから海鮮まで楽しめるのが高ポイントです☺️
アートホテル弘前シティ
青森市からエリアは離れ弘前市のホテルとなりますが、青森駅→弘前駅は鉄道1本で30~40分ほどと実は好アクセス!
今回ねぶた祭シーズンで青森市内のホテルが全滅だったため、こちらのホテルを利用しました◎
弘前駅の眼の前に位置し、ホテル1階にセブンイレブンが併設しており非常に便利で快適に過ごせました☺️
▼宿泊レポはこちら
※準備中
まとめ
- 意外と知らないねぶたの歴史や作り方、内部の構造まで見て、知ることができる
- ライトアップされた大型ねぶたは圧巻!
- 時間により開催されるお囃子演奏は必見
- ねぶたを見て、感じて、知る事ができる施設
- 展示内容はさほど多くなく、お囃子演奏無しの場合30分ほどで見て回れる規模感
今回の記事では、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」についてご紹介しました。
意外と知らなかったねぶたの歴史や作り方、内部の構造や動かし方を知ることが出来て、夜のねぶた祭本番がより楽しみになりましたね~!事前にワ・ラッセで予習が出来て良かった!
特に、お囃子演奏は想像以上の迫力で、ねぶた祭シーズン以外の来訪でも、ねぶた祭の熱気を感じることができるので、とても良いイベントだなと思います☺️
ぜひ青森を訪れる際は、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
ねぶたの歴史から仕組みまでたっぷり知ることが出来て良かった!
お囃子演奏も見れて大満足だったね!
青森ねぶた祭旅行1泊2日の全日程&プランを見る
DAY1
🛏️アートホテル弘前シティ
DAY2
ネットでホテルを予約するときは、「予約確定」ボタンを押す前にちょっとオトクなクーポンが無いか必ずチェックしましょう!
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Yahoo!トラベルでは定期的に割引クーポンが発行されているため、予め確認してから予約をするのがおすすめです。

