【大阪万博2025】アオと夜の虹のパレード体験レポ/レビュー | “水と空気”が魅せる全ストーリーと感想まとめ

【大阪万博2025】アオと夜の虹のパレード体験レポ/レビュー | “水と空気”が魅せる全ストーリーと感想まとめ

2025年の大阪・関西万博を2日間かけてしっかり楽しんできました!

今回は、実際に私たちが訪れた場所のうち、「アオと夜の虹のパレード」のショー内容から個人的な感想まで、ネタバレありで詳しく紹介します。

 

ゆー

あのショー…思い出すだけで、なんか胸がじーんとするよね…!
幻想的な光と水の演出にストーリーが合わさって…あれは“体験”だった。

ぷらは

うん、正直あそこまで感動するとは思ってなかった!
まさに“スペクタクルショー”って言葉がぴったりだね…!

 

私たちが訪れたパビリオンの一覧&ネタバレ無しのレポはこちらから↓

 

万博のまわり方や、過ごし方など知ってお得な情報はこちらから↓

 

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大阪万博 アオと夜の虹のパレードの概要

項目内容
⏳ 待ち時間-(5月日曜・PM / 予約あり)
🕒 所要時間約20分
🚶‍♂️ 混雑度合いメインの鑑賞エリアは予約のみ
🌟 個人的おすすめ度★★★★★
🏛 パビリオンタイプショー

 

「ウォータープラザ」の水上に、幅約200メートル、奥行き約60メートル、
ショーエリア面積約8,800平方メートルの巨大な舞台空間が誕生します。
舞台の中心には、水のスクリーンをつくりだすモニュメント「ウォーターカスケード」が建設されます。
エリア内には高密度で張りめぐらされる約300基の噴水をはじめ、照明やレーザーなどさまざまな演出装置が設置されます。
それらが音楽と共鳴し合い、物語を体感できるスペクタクルショーを実現します。

 

アオと夜の虹のパレードは、大阪万博の会場の”ウォータープラザ”で開催される、豪華な噴水ショー。

サントリーホールディングス株式会社 /ダイキン工業株式会社が提供する壮大なショーを楽しめます☺️

 

ゆー

今回私たちは、ミャクミャクリワードプログラムの抽選に当選し、当選エリアから鑑賞しました!

 

ストーリー

月夜に虹がかかる時、その島では生きものたちによる祝祭が開かれるという。
そんな言い伝えが残る島で、ひとりの子ども「アオ」が夜の虹と出会う。
繰り広げられる祝祭に歓喜するアオが、多様な生きものたちと交わり心を通わせていく不思議な物語。

 

アオと夜の虹のパレードの開催場所

 

アオと夜の虹のパレードは、「シグネチャーゾーン」「エンパワーリングゾーン」「セービングゾーン」に面する「ウォータープラザ」で開催されます。

 

ウォータープラザの近くにあるパビリオン
  • アンゴラ
  • いのち動的平衡館
  • null2

 

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アオと夜の虹のパレードを見てみたよ

ミャクミャクリワードの特典の入場券を引き換え

▲ミャクミャクリワードプログラムで当選していた私たちは、ショーが始まる前に入場券の引き換えを行いました。

 

ミャクミャクリワードプログラムの当選でアオと夜の虹のパレードを鑑賞する場合、ショー開始までにこちらの「EXPO2025 デジタルウォレットパーク」に立ち寄る必要があります。

これがかなりわかりにくく、当日はなんとなくわかりそうなスタッフの方に聞いてまわり、なんとかたどり着いた感じでした😅

 

こちらで当選画面を見せ、チケットを入手します。

 

▲今回私たちが当選したのは、19:30~の回。

19:00過ぎ頃に、チケットを手にウォータープラザへと向かいました。

 

昼間はフリーで入場でき、通行も自由に行えるウォータープラザですが、ショータイムが近くなるとこんなふうにしっかり区切られ、通行もしにくくなるので要注意ですね。

 

▲ミャクミャクリワードプログラムのチケットは、通常の予約観覧エリアではなく招待者扱いで入場できるとのこと!これはラッキーでしたね!

 

通常の予約観覧エリアの場合、座り見席と立ち見席の双方が用意されており、私たちが訪れた19:00過ぎのタイミングではすでに座り見席は満席の状態でした。

運良く予約が取れ、中央の座り見席から見たい場合は、なるべく早くウォータープラザを訪れるのがおすすめです。

 

 ▲席に到着しました。

ウォータープラザ、この視点から見ると更に広さを感じましたね…!

 

▲入場時に特典としてアオと夜の虹のパレードのステッカーもいただきました。

こちらもミャクミャクリワードプログラムの特典の一つかな…?

 

▲段々と日が落ち夜が更けていき、あたりを夜の暗さが多いはじめた頃、ついにショースタートです。

 

①夜の虹と虹まつりの伝説

▲あたりが暗くなり、青い照明に照らされ、テーマソングが流れはじめ、水が踊りはじめる。

冒頭から大規模に噴水の水が上がり、ぐいぐい引き込まれますね…!

 

そして、物語の主人公”アオ”の声で、物語が始まります。

 

この星のどこか
美しい水、住んだ空気、生き物たち
いのちがきらきらと輝く島があった

 

▲中央に映し出されたのは、アオのおばあちゃん。

”にじまつり”の伝説について、アオに語りかけます。

 

アオ、夜の虹を知っているかい?

この島にはある言い伝えがある。

月に虹がかかる夜、不思議なことが起きるという。

奇妙な生き物たちが集まり、祭りを始めるらしい。

いつか、見れると良いねえ…。

 

▲おばあちゃんがアオに語るこのシーンでは、噴水も控えめ。

冒頭の豪華さと、おばあちゃんとアオのシーンとのギャップが、また良い味を出していました。

 

その控えめの噴水に、遠くから水色のレーザー光が当てられて、きらきらと輝く様子が本当に綺麗で…。

思わず、ぼうっと見入ってしまうような素敵な光景でした。

 

②ドードーと奇妙な生き物たちとの出会い

▲さて、そんなおばあちゃんのお話を聞いたアオ。

少し帰りが遅くなってしまったおつかいの帰り道に、”伝承歌”を口ずさみながら森の中を歩きます。

 

▲このシーンでもレーザー光の使い方が美しかった…!

森(ジャングル?)を表す木々を、柔らかな水にレーザーで映し出しており、きらきらと、さわさわと動く様子がとても良かったです。

 

▲そんなアオの伝承歌に応えるようにして現れたのは、奇妙な生き物たち。

そう、おばあちゃんが語った”不思議なこと”が起こり始めたのです。

 

▲そんな沢山の生き物たちの中でも、とりわけ賑やかなのがこの赤いドードー!

陽気にアオに話しかけ、にじまつりの開催を宣言し、自ら指揮を取ります。

 

ま、精霊って言ってほしいなあ!

40億年の間、この星を巡る水と空気の記憶が、

奇跡の夜にだけ溢れ出すんや!

 

このドードー、何故か関西弁なんですよね。笑

さすが大阪を舞台に開催されるショー。

ずっと異国情緒あふれる万博の世界に浸かっていたところに、急に「そう言えば大阪にいたんだった」と思い出させてくれました。

 

▲そんなドードーの指揮により、夜の虹が出る”奇跡の夜”のお祭りは、ピークに。

 

ウォータープラザ全域を使った、大小様々な規模の噴水とライトが織りなす豪華なシーンで、これまたとにかく綺麗でしたね…!

噴水って、こんなに沢山の表現ができる代物だったのか…。

 

③虹まつりの危機

▲突如、楽しげな音楽は一転し、お祭りは何者かによって邪魔されてしまいます。

 

あいつが来た。

アオ、逃げろ!ええから、はよ!

 

▲お祭りを邪魔しに来たのは、何頭かの龍たち

照明も一気に赤く染まり、これまで優雅に踊っていた噴水も水たちも雰囲気一転。

激しく打ち鳴らすかのように噴出していきます。

 

正直ここで襲ってきた”やつら”が何者か?ははっきりはよくわからないのですが、噴水・照明・音楽だけでここまで雰囲気を一転させることができるのかと衝撃です。

一気に緊迫感のあるシーンに転回しました。

 

▲龍が吐くような炎に包まれるシーンも!しっかり熱い!

フレイムキャノン良いね!!←

 

▲炎と水が次々打ち上がる圧巻のシーン。

 

▲これまでよりも強く、強く水が吹き出しています。

 

▲最後にひときわ強く水と炎が吹き上がると、あたりは静まり返ってしまいます。

 

④「にじまつり」とフィナーレ

▲一人になってしまったアオ。

そんなアオに、ドードーはこう語りかけます。

 

今まで何度もこんなことあった。

そのたびに、いのちは生まれてきたんや。

ここは、水と空気の星や。

せやから、今度も……、いや、今度はあかんかもしれへん。

 

おい、みんな、歌えるか?

代わりに歌ってくれへんか?

頼む、アオ。

あれは、いのちの歌や。

いのちを集め、喜び合い、力を与える。頼む。

 

そんなドードーの呼びかけに答え、アオは一人、島の唄”伝承歌”を歌いはじめます。

 

このシーンの美しいこと…。

静かになってしまった島の中、照明と噴水が静かにさざめく中、アオの透き通った歌声が響き渡るんです。

 

▲そんなアオの歌に応え、ドードーと奇妙な生き物たちは無事復活!

こうして皆でいのちを喜び合い、再びお祭りを再開します。

 

最初よりも豪華に、明るく、楽しく、お祭りは最高潮を迎えます。

 

▲そんなお祭りのフィナーレでは、中央の枠からひときわ高く水が吹き出し…

 

ついに夜の虹が姿を表しました。

 

それはまるで本物の虹のようで。

水に投影された映像とは思えないほど、とても幻想的で美しい眺めでした。

 

▲最後に、ドードーはアオにこう語ります。

 

この虹が消えたら、アオは俺のこと忘れる。お別れや。

そういう決まりなんや。

困ったら歌を歌うんや。さっきみたいに。

歌はいのちを集め、喜び合い、力をくれる。

この星は強い!

アオ、頼んだで!じゃあな、またな!

 

▲こうしてアオはドードーと別れ、不思議な一夜は終わりを告げます。

フィナーレは、明るく力強い音楽に乗せて、これまたひときわ明るく、力強く水と光が踊ります。

 

▲ウォータープラザ一面に広がる噴水。

その規模を存分に活かしたこのフィナーレの演出、とても良かったなあ…。

 

▲最後は真っ白な噴水が、高く、高く空に向かって打ち上がり、フィナーレ。

 

「アオと夜の虹のパレード」の文字が中央に輝き、ショーは終わりを告げます。

 

アオと夜の虹のパレードの感想

良かったところ
  • 圧巻の演出スケールで繰り広げられるスペクタクルショー
  • ショーのストーリーと”伝承歌”の演出と歌詞が素晴らしい
  • いつまでも心に残る物語
気になったところ
  • 鑑賞難易度が非常に高い

 

文句無しで最高と言える、素晴らしいショーでした。

単なる噴水ショーだと思っていたら、想像を絶する規模と美しさに圧倒される、最高の体験ができ、大満足です。

音楽もすこぶる良く、噴水の使い方も光の使い方も非常に良く、”スペクタクルショー”と名付けるのに最適だと思いますね…!

 

確かにストーリーは若干わかりにくい(というかあまり中身がない?)という意見はありますが、それもまたこのショーの仕掛けの一つのように感じます。

改めて、今回のショーのスポンサーである、サントリーとダイキンのメッセージを見返してみました。

 

水と空気。

それは、何十億年も前にこの星に生まれ

今この瞬間も姿形を変えながら

海、空、大地、そして生きものをめぐっています。

そして、

あらゆる生きものの生命は
その中で、生まれ、育まれ、輝いてきました。

私たちは、こう考えました。

「水と空気はぜんぶ知っている」

地球のすべてを見てきた水と空気に
未来のヒントが、きっとある。

そんな想像から
今回のウォーターショーを構想しました。(後略)

 

そう、今回のショーの想像の根幹にあるのは、「水と空気はぜんぶ知っている」というもの。

そう考えると、ストーリーもかなり理解がしやすくなるのではないでしょうか。

 

そもそも”虹”とは、光が雨などの水滴の中を通過する際に、屈折・反射・分散することで様々な色の光が分離して見える現象のこと。

つまり、”虹”が出る、というのは水と空気が特別な状態にあって、たまたまそういう光景が見える状態になっているというわけです。

そんな”虹”が月にかかるという特別な夜。そこに関わる水も、空気も特別なものになっている。

だから、40億年の時を越えて、全てを知る水と空気がドードーや奇妙な生き物たちを具現化させた。

こうしてお祭りが開かれたのだ、と。

 

途中襲ってきてお祭りをぶっ壊した龍は、恐らくそんな生き物たちを何度も絶滅に追いやった、数々の地球環境や外的要因の象徴なのかなと思います。

そのたびにいのちは復活を遂げてきた。ドードーの言葉のとおりです。

 

では、「今回はあかんかも」とドードーが言ったのはなぜなのか。

個人的な考察ではありますが、恐らく今の人間社会に対する警鐘なのではないかと思います。

 

これまでの40億年では、何らかの原因で生命が絶滅の危機に瀕したとき、それでも水と空気によって新たないのちが誕生し続けました。

ところが、今の世界では、人間が水と空気の大切さを忘れ、傍若無人に我が物顔で水も空気も雑に扱っている。

この状態じゃあ、新たないのちを紡ぐのは難しい、という事を言いたいのでは無いでしょうか。

 

実際環境問題というものは、提唱されてからこの方、ほとんど改善の兆しが見えていない問題です。

その結果異常気象は相次ぐし、年々夏は熱くなるし、もうそろそろまずいのでは?と一般人の身でも感じるところではあります。

 

そこに、「アオと夜の虹のパレード」では、”伝承歌”をもって救う、という一つの答えを出してきました。

ここで伝承歌の歌詞を見てみましょうか。

 

「にじまつり」

跳ねる はずむ ひらく
宵のしじま 夢はざま
空泳いだ
憶えてる 憶えてる

遠く 近く 高く
ひとよひとつ またたいて
影ほどいた 
憶えてる 憶えてる

ざわざわざわわ あのよ このよ
ひなひな泣いた 咲いた わらった
寄れ寄れひとつ ふたつ みっつ
にじまつり

ざわざわざわわ あのよ このよ
ひなひな泣いた 咲いた わらった
寄れ寄れひとつ ふたつ みっつ
にじまつり

水と空気
うみとそら
ここにある
ここにいる

水と空気
うみとそら
ここにある
ここにいる

 

我々人間が、”憶えている”ということ。

水と空気、うみとそらが”ここにある”ということを、改めて力強く歌う。

この歌により、ドードーや生き物たちは復活を遂げるのです。

 

環境を大事にしよう、SDGsだなんだ…と、環境に対する警鐘は日々あちこちで投げかけられていますが、正直「そんな事もう知っているよ!」とか「今更めんどくさいな」というどちらかというマイナスの感情が先に立ってしまう今日このごろ。

レジ袋の有料化などなど、環境問題には面倒な手順(と利権)が絡みがちで、後ろ向きな気持ちになっている人は多いのではと思います。

そこに、この伝承歌は、すーっと心に沁みる、気持ちの良い、分かりやすい良い”答え”の一つになるような気がしました。

 

 

最初は「なんで万博で水上ショー?それも噴水?」と思っていましたが、その美しい光景、そしてそのメッセージ性の気持ちの良さに、すっかり虜になってしまいました。

伝承歌はもう何度も聞いており、今では口ずさむことができるほどです。笑

 

鑑賞には事前抽選で当選する必要があり、難易度もかなり高めの「アオと夜の虹のパレード」。

それでも、このショーを万博で開催したことには意味があり、それを見ることができるのは幸運だと思います。

 

6月頭以降休止となっていますが、一日も早く再開し、このショーを一人でも多くの方が見れるよう祈っています。

 

まとめ

今回の記事では、2025年大阪・関西万博で訪れたショー「アオと夜の虹のパレード」について詳しくご紹介しました。

 

私たちが訪れたパビリオンの一覧&ネタバレ無しのレポはこちらから↓

 

万博のまわり方や、過ごし方など知ってお得な情報はこちらから↓

 

他にも、訪れたパビリオンの詳細レポをお届けするため、合わせてチェックしてみてください👀

  

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