私たちは先日新潟県の新潟駅付近エリアを訪れました!
そこで1日目に最初に訪れたスポットが「今代司酒造」。
新潟の日本酒製造元で、酒造見学や試飲も楽しめるこちらのスポット。
日本酒好きを自称しているのに意外と知らなかった日本酒のことを知り、そんな日本酒を飲み比べる事もできとっても良い時間を過ごすことができました…!
今回の記事ではそんな「今代司酒造」について、酒造見学・試飲体験のレポを詳しくご紹介します✨️
▼新潟1泊2日旅行の全体旅行記
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Contents
「今代司酒造」について
住所 | 〒950-0074新潟県新潟市中央区鏡が岡1-1 |
---|---|
営業時間 | AM9:00-PM5:00 |
酒造見学時間 |
・平日:9:00, 10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00, 15:45(1日7回) |
駐車場 | あり
無料駐車場:30台 大型バス3台まで |
創業1767年の今代司酒造。
日本一の蔵元数を誇る新潟県内において、玄関口である新潟駅から最も近くに蔵を構えております。
酒蔵を閉ざすのではなく、オープンにすることで、少しでも多くの方々がよりいっそう地酒に親しめる環境をご提供することに使命を感じ、日々皆さまをお迎えしております。
https://imayotsukasa.co.jp/brewery/
「今代司酒造」は新潟県新潟駅から徒歩で15分程の場所にあるスポット。
日本一の蔵元数を誇る新潟県ですが、その中でも玄関口である新潟駅からの距離が最も近いのがこちらの酒造。
酒造見学や試飲の他、今代司酒造で作られた日本酒各種の販売も行っています✨️
アクセス
「今代司酒造」は新潟県新潟駅から徒歩で15分程でアクセスできます。
新潟県内に酒造は数多くありますが、その中でも最も訪れやすい酒造だと思います◎
【公共交通機関の場合】
- 新潟駅から徒歩:約15分
- バス:約10分
新潟駅バスのりば
牡丹山線・竹尾線・石山線・京王団地線に乗車→「沼垂白山(ぬったりはくさん)」で下車
【車利用の場合】
駐車場あり
- 無料駐車場:30台
- 大型バス3台まで
事前予約制!酒造見学の利用方法
今代司酒造の酒造見学は事前予約制で利用できます◎
予約は公式HPから実施、少人数であれば無料で利用可能です。
■1組1~15名の場合
見学料金 | 無料 |
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見学時間 |
※英語ツアー:土・日・祝を除く平日14:00~のみ、英語ガイドによる酒蔵見学も実施(有料、お一人様400円税込) |
予約方法 | 公式HP |
■1組16名以上の場合
見学料金 | 有料(400円) |
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見学時間 |
|
予約方法 | 予約制。FAXまたはお電話にて問い合わせ。 今代司酒造 TEL:025-245-0325(直売店直通) / FAX:025-245-3233 |
酒造見学体験レポ
酒造に到着!受付を済ませいざ酒造見学へ
▲土砂降りの天候の中、今代司酒造に到着しました!
本当であれば新潟駅から徒歩15分の距離なのですが、あまりの暴風雨っぷりにあっさり白旗をあげ、今回はバスで移動してきました。
▲白い壁が映える、いかにも酒造!といういうべき趣のある外観ですね~!
▲酒造見学の方は受付へ!とのことで、予約している名前を伝えます。
入ってすぐにこんな案内板があるので、分かりやすくってありがたいです。
▲靴を用意されているスリッパに履き替えて酒造の中へと進んでいきます。
▲今代司酒造の紋章入りの暖簾をくぐって、いざ中へ。
夏らしく風鈴が用意されているのもいい感じでした!
▲中に足を踏み入れると、ふわっと日本酒のいい香りが広がっていました…!
ここから、今代司酒造の方のガイド付きで見学スタートです。
実際のお酒造りの現場で日本酒の作り方を学ぶ
▲まず最初に日本酒の大雑把な作り方について説明を受けた後、平和蔵の中へと進んでいきます。
▲ここから先は実際に日本酒造りが行われている現場。
入口には「立ち入り禁止」の張り紙もしてあり、その中に入れると思うとなんだかワクワクしましたね!
▲蔵の中には沢山のタンクがありました。
ここでは、酵母と米とで発酵させるフェーズを行っているとのこと。
6月頃の時期は少し時期が外れていて、実際に日本酒造りをしているわけではないとのことでしたが、ふわっと甘い香りが広がっていましたね…!
▲基本的にタンクは温度調整ができる金属製のものを使用するのが主流とのこと。
その一方で、昔ながらの伝統的な製法を受け継ぐべく…
▲一部はこちらの伝統的なの木のタンクで発酵させているとのことでした!
こちらの木樽発酵の商品は現在は大吟醸の銘柄で提供中。しかもこの後有料の試飲でも試せますよ~というおまけ付き。
早くも試飲への気持ちが高まりましたね…!笑
▲次にこちらは圧搾室。
発酵が完了したお酒から余分なもの=酒粕を取り除くために機械の力で搾る作業です。
▲こちらの写真左側の器械を用いて、手前から奥へ圧力をかけて絞っていくんだそう。
ここで不要になったカス=酒粕は、他の食品や化粧品といった商品に生まれ変わります。
そういったわけで、「日本酒は製造中に捨てるところがほとんど無いお酒」と説明されていました。
なるほどなあ…。
▲搾り終わったお酒は次にこちらの江戸蔵へ。
ここは、絞った後もなお残るカスを沈殿させて取り除くために置いておく場所なんだそうです。
▲不要なものをすべて取り除いたお酒はこちらの”蛇管”へと運ばれ、日本酒の殺菌や品質保持のために火入れが行われます。
ちなみに、日本酒の種類の一つ「生酒」というのはこの火入れを全く行わないお酒とのこと!
そのため、賞味期限も通常の日本酒より短くなる一方、火入れのお酒と比べてフルーティな味が楽しめるのが特徴です。
似たような分け方で、貯蔵前に一度だけ火入れを行うのが「生詰め」、出荷前に一度だけ火入れを行うのが「生貯蔵酒」です。
実は個人的には日本酒の中で生酒が好みだったのですが、こんなふうにできているお酒だったとは…。
今まで何も知らずに「美味しい~!」と飲んでいたのが恥ずかしいですね…。でもここで知ることができてよかった!
▲そうして出来上がった日本酒は最後にこちらの本蔵の中で熟成させていきます。
この熟成期間や温度、更にはどの割合で水と混ぜるか?などの要素によってまた日本酒の種類が分かれてくるとのこと。
普段飲んでいる日本酒の製造工程を知って、そうか今まで美味しく飲んでいたお酒は実はこんなに手間暇かかっているんだなあ…、としみじみ感動しました…!
酒造りの道具や原材料について学ぶ
▲見学の中では日本酒の造り方のほか、今代司酒造の歴史やかつて日本酒造りに使用していた道具などの展示も見ることができます。
こちらは昔の今代司酒造の服装なんだそう。
▲こちらはかつて町中にあった、熱燗専用の自動販売機とのこと!
こんなものが町中にあったとは…!なんだか今の時代からは到底考えられない世界だなあ…と思いました。
でもちょっと羨ましい。笑
▲こちらは歴代の今代司酒造のお酒たち。今も販売されている商品もありました。
▲かつてお酒造りに使用していた道具が展示されています。
▲お猪口や徳利など酒器の展示も!
▲なるほど、ぬったりの蔵の一つである今代司酒造は当時の花街の一流料亭に卸していたわけなんですね。
▲こちらは日本酒の原料になるものの展示です。
▲原材料として重要なお米。
よく聞く「純米」「純米吟醸」「純米大吟醸」の違いについてここで正確に把握しました。
何でも、その差はお米をどれくらい磨くか?=どれくらい削るか?の差なんだとか。
純米酒は60%程度までのものを利用するのに対し、純米吟醸は50~60%、純米大吟醸に至っては50%以上のものを使用するとのこと。
シンプルに、純米大吟醸になればなるほど元の原料から厳選した量を使うことから、味の洗練され度合いと高級度合いが変わるというわけでした。な、なるほどなあ…。
▲お米の玄米からの磨き度合いを示した展示もありました。
実際に見てみると、60%の時点でかなり元の玄米と比べると小さくなっているのがわかりますね!
▲こうして一つの蔵からも沢山の日本酒が生まれ造られていくのか…、ということを初めて知り、とっても充実した40分間でした…!!
有料試飲で今代司酒造の数多くの日本酒を堪能!
▲さて、そんな見学を終えた後はお待ちかねのテイスティングタイム。
無料で1種類の日本酒をいただくことができますし、有料で一人1,000円を支払うことでなんと15種類の日本酒をいただけちゃいます…!
もちろん私達は有料テイスティングをチョイス。
受付で一人1,000円を支払い、お猪口を受け取っていざテイスティングコーナーへと向かいます。
▲テイスティングコーナーはショップの隣に用意されていました。
なかなか広々していて快適な空間です。
▲こちらが無料でいただける日本酒。この日は夏限定の日本酒が用意されていました!
更にノンアルコール飲料の「もと」「麹」も用意されています。
有料テイスティングの人もこちらのドリンクを飲んでもいいよ!とのことだったので、ありがたく頂戴しました。
夏限定の日本酒はキンキンに冷えていて美味しい。
ノンアルコール飲料の方も甘く美味しい味でしたね~!
▲さて、こちらが有料テイスティングのラインナップ。
まずは一番シンプルな今代司酒造の日本酒を、左から純米大吟醸、純米吟醸、純米酒。
やはり純米大吟醸は美味しい…!
味としてのまとまりが一番良く、ふわっとした香りと後味の抜け感のバランスが最高です。
とはいえ純米吟醸、純米酒も負けておらず、美味しかったですね…!
▲こちらはビンテージ系の日本酒。
貯蔵年月が10~20年程度で、長期貯蔵日本酒らしい若干の苦味が特徴的でした。
一番右には日本酒の梅酒(?)も置いてあり、日本酒らしい甘みと梅酒ならではの甘みがうまく噛み合って、とーっても甘くて美味しいお酒でした!
▲こちらは変わり種日本酒3種類。
それぞれ特徴的な味で、利き酒したら間違いなく当てる自信があります。笑
特に一番左の「IWA」は、白ワインのようなお酒と謳われていましたが、まさしくその通りで。
ある意味で一番日本酒らしくない味だなあ…という印象でした。
▲こちらは木桶仕込みの日本酒2種類。
酒造見学のときに目にした、あの木桶で造られたお酒です。
実際に飲んでみると、風味はやはり大吟醸なのでそれに近いんですが、後味にふわっと木の味がする…!?
明らかに通常の今代司酒造のお酒とは一風変わった風味で面白い…!
▲そして最後に頂いたのがこちらのお酒「錦鯉」。
▲ボトル6,160円のかなりの高級酒!
精米歩合も非公開のプレミアなお酒です。
お味は、純米大吟醸に近いけれど明らかに何かが違く、後味がすっきり抜けていくお酒…!
何よりこのパッケージにプレミア感があってとても良いですね。
▲錦鯉ボトルが沈んでいる…!
▲テイスティングコーナーの奥の方には今代司酒造の歴史的な写真が展示されていました。
▲カラフルなラベルのボトルも展示されていました!素敵です。
▲中での飲食はNGですが、ゆっくり座ってくつろげる趣ある空間もありました。
いろいろな情報・知識を見学で知った上で楽しむ飲み比べは最高…!
知識的にも、味覚的にも一段階個人的日本酒レベルが上ったんじゃないかな?と思います。ごちそうさまでした!
併設ショップでお土産探し
▲テイスティングを終えた後は、併設のショップでお土産探しを行いました。
▲ショップはなかなか広く、沢山の商品が並んでいて目移りします…。笑
▲店内には綺麗なトイレも用意されているので安心です◎
▲日本酒の製造過程で作られた酒粕や麹を用いたスイーツ・ドリンクの販売もされています。
▲テイスティングで楽しんだ日本酒がずらりと並んでいました👀
▲美味しかった純米大吟醸。やはり高級です。笑
▲いくつかの種類が入った飲み比べセットも!
お土産にぴったりですね。
▲ノンアルコール飲料として試飲用意されていた甘酒も用意されていました。
▲今代司酒造のロゴ入りの酒器も販売されています。
はしおき可愛い…!
▲そんな中で私達が目をつけたのはこちらのガチャガチャ。
▲一回500円でMAX純米大吟醸のお酒が当たる…!ということでこれをやってみることにしました。
ちなみに若干見切れていますが、お酒ではなく酒器もしくはお菓子等が当たるガチャガチャも隣に用意されています。
▲ガチャガチャに500円玉を入れ…
▲ぐるっと回して…
▲出てきました!ワクワクしながら開けてみると…
▲はい、シンプルに5等でした。残念。笑
とはいえ、500円で180mlの、しかもガチャ専用の日本酒がいただけるので悪くないですね!
後日自宅でゆっくり楽しみました🍶
今代司酒造の感想
- 意外と知らなかった日本酒の作り方や種類について学べる
- 有料試飲のラインナップが魅力的すぎる
- 無料で1種類の日本酒は試飲可能◎
- 予約は比較的取りやすい!
- 事前予約は基本的には必須のため要注意
- 予約時間に遅れる場合はツアー途中からの参加に
知らなかった日本酒の作り方や種類について学べる!
▲普段好きでよく飲んでいる日本酒。
でもその作り方や種類、高級度合いの差については実は全くと言っていいほど無知だったんだなあ…と思い知らされつつ、新しく知るたくさんのことにワクワクしっぱなしの見学でしたね!!
ガイドの方もわかりやすく熱を持ってお話していただけるので、是非時間を取って見学ツアーへの参加をオススメします◎
有料試飲のラインナップが魅力的
▲有料1,000円にはなりますが、テイスティングの種類の豊富さと太っ腹さが凄いです。
普通にランクの高い日本酒を15種類も飲み比べさせてくれるので、お酒好きとしてはもう最高に楽しかったですね…!
まとめ
今回の記事では、「今代司酒造」についてお店の概要と体験レポをお届けしました!
意外と知らない日本酒の知識を得ることができ、普段お酒造りをしている現場を見ることができ、ランクの高い日本酒も含む飲み比べを楽しむこともできる。
それでいて新潟駅から徒歩圏内なので、個人的にはマストで訪れてほしいスポットだなと思います…!✨️
▼新潟1泊2日旅行の全体旅行記
予約する前にチェック
ネットでホテルを予約するときは、「予約確定」ボタンを押す前にちょっとオトクなクーポンが無いか必ずチェックしましょう!
楽天トラベル・じゃらん・Yahoo!トラベルでは定期的に割引クーポンが発行されているため、予め確認してから予約をするのがおすすめです。