【金沢】金沢城公園に行ってみた!有料施設の見どころや散策スポットは?所要時間や感想をレポ
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ぷらは
金沢城公園、本当に広かったなあ…

ゆー
そうね…、あんなに大きくって整備されている場所だっていうのは行くまで本当に知らなかったね…!

ぷらは
絶対2日間で5万歩超えたのは金沢城公園が原因の一つだと思う…

ゆー
それは間違いないね絶対。笑

 

私たちは先日春の旅行で石川県・金沢市を訪れました!

 

そこで訪れたスポットの一つが「金沢城公園」。

こちらも1泊2日の滞在中何度か散策目的なり通路目的なり訪れて、その度その広大さに驚かされました…!

 

今回の記事ではそんな「金沢城公園」について、どんな場所なのか?何を楽しめるのか?などなど実際の体験談をもとに詳しくご紹介します✨️

 

▼金沢1泊2日旅行の全体旅行記

 

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金沢城公園とは?

住所 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1番1号
お問い合わせ
TEL 076-234-3800 FAX 076-234-5292
公式HP https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
駐車場 あり
営業時間 3月1日~10月15日  7:00~18:00(退園時間)

10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)

 

天正11(1583)年、前田利家が金沢城に入り、その直後から本格的な城づくりが始められました。
キリシタン大名として知られる高山右近を招き、築城の指導を仰いだと伝えられています。
西丁口から尾坂口へと大手が変更されたのもこの頃です。
しかし、当時は城内に重臣たちの屋敷があり、決して広い城ではありませんでした。
慶長7(1602)年、落雷により天守が焼失した後、天守は再建されず、
本丸には三階櫓と二の丸には御殿が建てられました。

寛永8(1631)年の火災の後、二の丸の拡大や辰巳用水の通水などにより
城の構造が変化するなかで、武家屋敷も城外へと出されました。
内堀を掘り、土を掻き上げて各曲輪が区画されていきました。

宝暦9(1759)年の火災では、城のほとんどを焼失しました。
その後の再建では、実用性を重んじ、二の丸を中心とした整備が行われ、
本丸の櫓は再建されませんでした。
細工所が新丸から堂形へ移されたのもこの時期です。現存する石川門は、
この後天明8(1788)年に再建されたものです。

平成13年に復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓は、
文化5(1808)年の二の丸火災の後再建され、明治14(1881)年の火災で焼失したもので、
安政頃の景観を再現しました。

https://www.pref.ishikawa.jp

 

アクセス

金沢城公園は金沢駅からバス等でアクセスすることができます。

金沢の有名スポット「兼六園」と面しているので、合わせて観光するのにも便利です✨️

 

【公共交通機関の場合】

  •  兼六園下・金沢城:徒歩5分
  • 広坂・21世紀美術館下車:徒歩5分
  • 香林坊下車:徒歩7分

 

【車利用の場合】

駐車場あり

 

兼六駐車場 金沢市小将町1-53 TEL.076-263-1814
台  数 普通車480台・バス(マイクロバス含む)40台収容
営業時間 24時間(年中無休)※バスは取扱時間以外の入出庫ができません
取扱時間
[普通車]
24時間
[バス]
7:00~22:00
料  金
[普通車]
24時間
最初の1時間350円 超過30分毎150円
22:00~翌8:00
1泊1,060円
[バス]
7:00~22:00
最初の1時間2,020円 超過30分毎320円
20:00~翌8:00
1泊2,770円
石引駐車場 金沢市石引4丁目380番 TEL.076-223-2285
台  数 普通車403台・マイクロバス(キャンピングカー含む)3台収容 ※高さ2.2mまで。大型バスはご利用できません
営業時間 24時間(年中無休)※マイクロバスは取扱時間以外の入出庫ができません
取扱時間
[普通車]
24時間
[マイクロバス]
8:00~19:00
料  金
[普通車]
24時間
最初の1時間まで30分毎100円 以降超過1時間毎100円
7:00~10:00に入庫し、18:00までに出庫した場合
最大900円
[マイクロバス]
8:00~19:00
最初の1時間1,150円 超過1時間毎100円
広坂観光バス暫定駐車場 金沢市広坂2-65-3 TEL.076-232-3542
台  数 バス(マイクロバス含む)20台収容
営業時間 24時間(年中無休)※取扱時間以外の入出庫はできません
取扱時間 7:00~21:00
料  金
[バス]
7:00~21:00
最初の1時間2,020円 超過30分毎300円
20:00~翌8:00
1泊2,770円

https://www.pref.ishikawa.jp

 

 

金沢城公園に行ってみたよ

尾山神社内の鼠多門橋から入園し玉泉院丸庭園を散策

▲金沢城公園に入るにはいくつかの入口がありますが、今回私たちが利用したのは「鼠多門口」。

実はこちらの入口は隣接している「尾山神社」の中にあります。

 

神社の中からお城につながる…というのがなんとなく良いなあと思うポイントでしたね!

 

▲というわけで、尾山神社から階段を登っていざ金沢城公園へ。

階段の右側にはスロープも用意されているので、車椅子やベビーカーの方でも大丈夫です。

 

▲こちらが「鼠多門橋」。木造の立派な橋ですね!

 

▲橋を渡りきり、門をくぐったところからもう金沢城公園となります。

こちらも段差がありますが、電動のエレベーターが用意され車椅子でもOKな仕様となっていました。

 

▲入口から入ってすぐの場所に広がっていたのは、広大な「玉泉院丸庭園」。

見渡す限り整備された美しい庭園でとってもいい雰囲気でしたね…!

 

▲近づいて撮影した写真がこちら。

細部まで手入れが行き届いた芝生に緑の盆栽がとっても素敵。

 

ところどころ橋がかかっていて、散策もできるようになっていましたね!

 

▲そのまま庭園の端に沿ってぐるりと公園の奥を目指します。

途中こんな感じで石垣がむき出しになっている部分もあって、歴史を感じさせてくれましたね!

 

▲鼠多門橋側の反対側から庭園を撮影した様子がこちら。

どこから見ても整っている良い庭園…!

 

庭園の近くには休憩スポット「玉泉庵」もあり、多くのお客さんが庭園を眺めながら抹茶でほっと一息付いているようでした。

 

▲私たちは金沢城公園の中心地へと足を進めていきます…!

 

三十間長屋の内部を見学

▲しばらく歩いていくと、遠くにこれまた立派な木造の橋を見つけました。

 

▲その名も「極楽橋」。

アーチ状にかかったいい感じの橋で、自由に渡ることができちゃいます。

 

▲橋を渡りきった先は少々長めの階段が続きます。

 

▲そして、重要文化財「三十間長屋」に到着しました!

 

こちらはかつて在りし日の金沢城で倉庫と防壁の機能を兼ね備えた建物だったとのこと。

公園利用者は無料で内部を見学できます。

 

▲というわけで、早速建物に向かいました。

 

▲中に入ったら靴を脱ぎ、用意されているスリッパに履き替えます。

 

幕末の安政5年から165年経った建物です。

その長い時間を経てもなお残る建物には、驚きを隠せませんでしたね…!

 

▲中は完全に木造の建築物。

流石木造、といったところか、かなり風通しが良く乾燥している様子。一歩室内に入っただけでスッと一段階体感温度が下がる感覚がありましたね…!

 

▲窓の部分から外を眺めてみました。

新宿御苑とかでも感じますが、緑あふれる公園の向こうにビルが立ち並ぶ姿がなんとも不思議で、個人的には好みです。

 

▲ところどころこういった形で案内の看板があるので、ほとんど歴史の知識を持たない私たちでも「へえ…!」と感じ入りながら見学できるのもありがたいポイント。

釘を使わずに165年…。なんとも途方もない世界ですね…!

 

 

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門(有料)を見学

▲次に有料施設の方へと足を向けていきます。

途中、年始の能登半島地震の影響で崩れた石垣を見つけましたね…

 

▲奥に見えるのが有料施設の「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門」です。

ちなみに手前の小屋はお手洗い。公園内はあちこちにトイレが設置されていて、そのどれも綺麗に整備されていてGOODでしたね!

 

▲入口近くに入館料についての案内の看板が用意されています。

 

菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門利用案内

料金 9:00~16:30 (最終入館16:00)
営業時間 ■個人

・大人(18歳以上) 320円
・小人(6歳~18歳未満) 100円

■団体(有料対象者30名以上)

・大人(18歳以上) 250円
・小人(6歳~18歳未満) 80円

 

▲受付で入場料を支払い、靴箱に靴を入れて入場します。

靴箱は通常の雑多に置くタイプのものに加えて、鍵付きのものも用意されていました。

▲順路に従って見学していきます!

中はヒノキが使われた基本木造の博物館のようになっています。ヒノキの香りがふわっと香るとってもいい感じの雰囲気!

 

流石入場料を取っているだけあってか、かなり整備も掃除も行き届いていて快適な施設だったのも印象的でしたね。

 

▲ところどころ開いている窓から外の景色を覗いてみます。

こうしてみると本当に在りし日の金沢城の息吹のようなものを感じられるような気がして良いなあと思いました…!

 

▲建物内は1階・2階部分があり、それぞれ旧加賀藩や金沢城に関する展示が用意されています。

 

出しの石落とし。

戦闘の際は石垣をよじ登る兵を防ぐために用いられていたそう。

 

▲下を覗いてみると、なかなか怖かった。笑

下を見るだけで少しドキッとするほど不安定で高い場所ですが、ここをよじ登る人が居たってことだよなあ…と思うとなんともいえない気持ちになりました。

 

▲確かにこの窓から鉄砲で敵を狙うには良さそう。

 

▲かつての荷揚げ用の吹き抜けは、現在はエレベーターが設置されるスペースに。

昔からの構造を変えることなく便利にする…、というのはなんとも良いですね。

 

▲昔の梯子を再現したものも。

こんな急な階段降りられん…。笑

 

▲高みの見物。

 

▲昔の金沢城を再現した模型が用意されていました。

こうしてみると、城の外はともかく、内部にもあちこちにお掘りがあり水が流されていたことがわかりますね…!

 

▲建物こそ新しく、手入れされたものになっていますが、この天井の構造なんかは昔の構造をそのまま採用しているとのこと。

こうやって過去をいい感じにブラッシュアップして今に伝えてくれるのはなんだか嬉しいことだなあ…。

▲一通り見学して外に出てきました。

さっきまでこの建物の内部に居たんだなあ…と思いつつ門の外側を撮影してみました。

 

三の丸広場・石川門の内部を見学

▲更に公園の奥地へと歩を進めていきます。

 

▲再建された建物がほとんどとはいえ、どれもこれもとっても立派でしたね…!

 

▲いい感じの写真が撮れそうなフォトスポットも多いです。

 

▲ちょうど植え込みのツツジの花が満開でとっても綺麗!

 

▲そのまま奥へ歩いていき、写真でいうと一番奥に見える建物を目指していきます。

 

▲有料施設の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門全景。

ううむ…こうしてみるとやっぱり広い…!

 

▲石川門にたどり着きました。こちらも最初の三十間長屋と同じく、無料で見学可能です。

ただ、室内に入るためにはこの急な石の階段を超えなくてはならないのでそこだけ要注意。

 

▲こちらは門なので、三十間長屋と比べると非常にシンプルな構造でした。

 

▲窓の隙間から眼下の景色を見下ろせるのがなんとも気分が良いです。←

 

鶴の丸休憩館でほっと一息

▲さてあちこち散策して少し疲れてきたので、休憩スポットへ。

 

こちらは「鶴の丸休憩館」と言う建物ですが、他の建物と大きく違ってとってもモダンな雰囲気!!笑

いかにも新しい建物です、というような雰囲気がぷんぷんしますね!

 

▲中にはとってもおしゃれな「豆皿茶屋」がありました。

茶屋の中から金沢城公園を見渡せる構造なのが良いですね!

 

▲茶屋以外のスペースもこんな感じで休憩できるテーブル・椅子が用意されていたので、ありがたくゆっくり休ませていただきました。

ちなみにお手洗いも設置されており、公園内の中でトップの綺麗さでした!

 

▲休憩所の正面は大きな窓になっていて、ちょうど有料施設の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門のあたりをどーんと見渡せる形。

 

椅子に座って空調の効いた施設でゆっくり休憩しつつ、金沢城公園の風情ある景色を見渡せる…。

なんとも贅沢な空間でしたね…!

 

河北門の内部を見学し広い新丸広場を散策

▲河北門にやってきました。

こちらは右側に見える木の櫓部分が登れるようになっていて、かつ門の内部も見学可能です。

 

▲櫓の上に登ると、ちょうど新丸広場がぐるっと見渡せました!

 

やはり呆れるほどばかでっかい公園…!

ちょうど青空も見えてきて、いい感じの写真が撮れました👀

▲河北門の内部は無料で見学できる施設の中でもやたらと綺麗さでした。

中にはベンチもあったりして、休憩することもできちゃいます。

 

▲そのまま新丸広場へ。

コンクリの道幅も広い、芝生も広い。とにかく広く平たい道が続く気持ちの良いスポットでしたね!

 

▲ちょうど道の端の方に生き残っている桜を見つけることができました。

 

▲せっかくなので桜の写真を一枚🌸

 

緑あふれる本丸園地を散策

▲お次は本丸園地へ。こちらは先程とは打って変わって、緑あふれる緑道が続きます。

 

▲どうやらこちらにはかつて本丸があった模様。

1631年まではここが金沢城の中心だったものの、その後の大火で本丸の機能は二の丸に移ったそうな。

 

▲ちょうどあたりを見下ろせる展望台もありました!

風情ある公園の姿と、遠くに見える山の雰囲気がいい感じにマッチして素敵なところでした~!

 

金沢城公園の周辺も散策が楽しい!

▲金沢城公園の内部のみならず、周辺のお掘りの周りも散策してきました!

兼六園の入口に近いところには前田利家さんの銅像も。意外とわかりにくい場所にあったので、出会えてラッキーだったなと思います。

 

▲銅像の近くの池には、立派な錦鯉が悠々と泳いでいました。

風情あるなあ。

 

▲城壁・石垣の周りもしっかり整備され、こんな感じの緑あふれるスポットがいくつもありました。

 

▲公園をぐるっと取り囲む道路の雰囲気も素敵で、いい場所に来れて良かったなあ~!と思いました☺️

 

金沢城公園の感想

良かったところ
  • とにかく広い!!すべてを散策するのには1~2時間は見込むべし
  • 有料エリアは兼六園と一緒に利用するとお得◎
  • 公園としても史跡としてもレベルの高いスポット
気になったところ
  • めっちゃめちゃ歩く。

 

とにかく広い!散策には1~2時間確保したい

https://www.pref.ishikawa.jp

▲ここまで沢山の写真とともに語ってきたように、金沢城公園はとにかくその広さがスゴい!!

MAPで見るとこんな感じで、「どうせ縮尺間違っている(からそんなに広くないんでしょ)」…と思っていた私たちを嘲笑うかのような広さでしたね…。笑

 

無料施設・有料施設合わせてほぼすべての場所に足を伸ばしたところ、なんと金沢城公園に2時間超も滞在していました。

というわけで、金沢城公園を訪れるときは短くても1時間は見ておくとよいかと思います◎

 

ゆー
有料・無料施設もそれぞれかなり見応えあるから、2時間用意しておくと満足できそう✨️

ぷらは
こんなに見どころが多いとは思わなかったー!

 

有料エリアは兼六園と一緒に利用するとお得

▲金沢城公園の有料エリアを利用する場合は、兼六園と+1箇所好きな施設に入場できる「兼六園+1利用券 ¥500」がおすすめです✨️

 

有効期間も利用開始日から2日間と使い勝手が良いのもGOODポイント!

兼六園、もしくは+1で利用できる各施設のカウンターで販売していました。

 

▲このチケットを持っていると、地味に混んでいる兼六園のカウンターで並ばなくてもよいのもありがたいポイントでしたね~!

 

ゆー
せっかく金沢来たんだし、この金額なら兼六園とどこか1箇所利用するのも気楽にできるね!

 

めっちゃめちゃ歩くので歩きやすい靴&服装で

▲そんな広くて見どころ盛り沢山な金沢城公園ですが、反面というかそりゃそうというか、とにかくめちゃめちゃ歩きます。笑

どこかの有料公園と違って園内に汽車が走っているわけでもないので、すべての移動は徒歩になります。

 

よって、歩きやすい服&靴はマスト!

園内はかなりアップダウンも階段も多いので、ここは心して「歩くぞ!!」という気持ちで訪れると楽しめるスポットなんじゃないかなと思います~!!

 

ゆー
履き慣れたスニーカーで来て良かった…。笑

ぷらは
めっちゃめちゃ歩いた気がしますー!笑

 

まとめ

 

今回の記事では、「金沢城公園」についてご紹介しました◎

 

再建され、当時のお城の面影を色濃く残す姿を見れるスポット。

そういった史跡としても、単に公園として散策を楽しむのにも非常に良い場所だなあと思いました✨️

金沢を訪れる際は、ぜひチェックしてみてください~!

 

ゆー
季節によって顔も変えそうだし、また訪れてみたいな~!

ぷらは
気持ちいい場所だった~!

 

▼金沢1泊2日旅行の全体旅行記

 

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