『ワンダヴィジョン』ロスの方へ贈る!メイキング『マーベル・スタジオ アッセンブル』第一話『ワンダヴィジョンの裏側』のネタバレ感想!

こんにちは、yu-です。

先週3/5に、1/15から毎週配信されていたMCU最新作『ワンダヴィジョン』がフィナーレを迎えました。

毎週のように謎が謎を呼ぶ展開に、考察し、感想を言い合い、”毎週配信のドラマ”でわざわざこの番組をやったことの意義を全力で見せてくれた、とんでもなくハイクオリティで楽しい作品でしたね…!

 

さてそんな『ワンダヴィジョン』ですが、本日2021年3月12日にメイキング映像である

『マーベル・スタジオ アッセンブル』第一話

『ワンダヴィジョンの裏側』

が配信開始されました。

 

あのシットコムの世界の裏側はどうなっていたのか?等々のまさしく”裏側”を各登場人物や監督、脚本家、作曲家たちが語っていく番組ですが、これを見てもっと『ワンダヴィジョン』を深く好きになりました…!

 

そこで今回はそんな『ワンダヴィジョンの裏側』で語られてたことをお伝えしていきたいと思います。

 

『ワンダヴィジョン』ロスを綺麗に埋めてくれる、最高の番組です。

 

作品情報

 

公開年 2021年
上映時間 57分
原題 Assembled
ジャンル ドキュメンタリー
おすすめ度

 

マーベル・スタジオのドキュメンタリーシリーズ

 

『マーベル・スタジオ アッセンブル』は、マーベル・スタジオが贈るドキュメンタリーシリーズです。

 

本シリーズは、マーベル・スタジオの刺激的な新番組や劇場公開作品の制作過程を記録したドキュメンタリーシリーズで、Disney+でストリーミング配信されます。
ワンダヴィジョン、ファルコン&ウィンターソルジャー、ロキなどの制作の舞台裏を、オンセット映像でお届けします。スカーレット・ヨハンソンやジェレミー・レナーなどの映画製作者やスターたちと一緒に、ブラック・ウィドウやホークアイシリーズの誕生秘話に迫りましょう。
MCUの新たなフェーズに向けて、制作の奥深くを掘り下げます。

 

現在は第一話『ワンダヴィジョンの裏側』のみ配信されていますが、

番組紹介を見る限り『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』や『ブラックウィドウ』など、今後公開するMCU作品も都度配信されていくようです!

 

各作品を二度楽しめる!素敵なコンテンツですね😊

 

『マーベル・スタジオ アッセンブル』はDisney +へ!

『マーベル・スタジオ アッセンブル』は『ワンダヴィジョン』同様、ディズニープラスだけの限定配信の作品です。

 

『ワンダヴィジョン』も終わったし退会しようかな?と思っているあなた、

少し立ち止まってディズニープラスで『ワンダヴィジョンの裏側』も楽しみましょう!

 

 

【ネタバレ】各話の裏側が順々に語られていく

 

番組は『ワンダヴィジョン』の主要登場人物、そして監督や脚本家たちが入れ替わり立ち替わり登場し、各シーンの感想や体験談、裏話を語り継いでいくスタイルで進みます。

 

この番組内で登場した登場人物たちはこの顔ぶれ。

 

番号役名名前
1ワンダ・マキシモフエリザベス・オルセン
2ヴィジョン ポール・ベタニー
3アグネス(アガサ・ハークネス)キャスリン・ハーン
4モニカ・ランボー テヨナ・パリス
5ダーシー・ルイス カット・デニングス
6ジミー・ウーランドール・パーク
7ピエトロ・マキシモフ エヴァン・ピーターズ
8ハート夫人 デブラ・ジョー・ラップ
9タイラー・ヘイワードジョシュ・スタンバーグ

 

第1話から第9話まで、順番に、各話の裏側や彼らの心情について語られます。

 

途中途中『ワンダヴィジョン』本編の映像が差し込まれ、「ああこのシーンあったな…!」と、
初めて『ワンダヴィジョン』を見たときの心情を思い出せて、それだけで幸せな気分になりました。

 

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に寄せる思い

 

 

序盤、ワンダ・マキシモフ役のエリザベス・オルセン、そしてヴィジョン役の ポール・ベタニーそれぞれの口から、

彼らの出会った作品である『アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロン』についても語られます。

 

当時は後に『ワンダヴィジョン』が制作されるなど露ほども思わなかったはずなのですが、

コミック版を意識していたエリザベス・オルセンは途中途中ワンダとビジョンが見つめ合うなど、

「後に繋がる伏線の種」をたくさん蒔いていた、とのこと。

 

実際私も『ワンダヴィジョン』が始まった後に一度『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を見返しましたが、

そこで語られるワンダの心情等から、あの時から『ワンダヴィジョン』につながることがまるで決まっていたかのような印象を受けました。

 

明確に今回このように語られたわけですが、改めてMCUの世界の壮大さを感じさせられましたね…。

 

広がっていくMCUの世界をリアルタイムで体感できる幸せを噛み締めております…😊

【ネタバレ】数々の”答え合わせ”

 

さて『ワンダヴィジョン』の醍醐味の一つといえば、毎話変わる年代とシットコムに散りばめられた謎に思いを馳せること。

今回の『ワンダヴィジョンの裏側』では、そんな作中のいくつかの部分について、”答え合わせ”がなされました。

 

”シットコム”の答え合わせ

 

まずは、シットコム。

第1話から毎話年代が変わる!という特殊な特徴を持つこの作品ですが、そんな各話の各年代の”シットコム”が何をモデルにしていたか?

という部分の答え合わせがなされました。

 

60年代 『奥様は魔女』
70年代 『ゆかいなブレディ家』

『パートリッジ・ファミリー』

80年代 『フルハウス』

『愉快なシーバー家』

 

おおよそ皆様の予想通りでしたね!
番組内であまりに楽しそうに語るものですから、是非シットコムにも手を出したいな~と思わせられてしまいました!笑

 

”テーマソング”の答え合わせ

 

各話の年代の雰囲気に合わせ、『ワンダヴィジョン』では毎話テーマソングも変化していました。

そんなテーマソングがどうやって作られたのか?という部分が、作曲者の方方の口から語られていきます。

 

特に印象的だったのは、モチーフ。

毎話全く異なるテイストのテーマソングではありましたが、毎話必ず入れていたモチーフがあったとのこと。

 

そのモチーフというのが、各テーマソングの「♬ワンダヴィジョン」の部分。

 

言われてみないと気が付かなかったのですが、改めて聞いてみるとわかります。

このモチーフをいれることで『ワンダヴィジョン』の世界観を保った…、ということ。

 

うーーむ、これには唸るしかありません。笑

 

”ヘックス”の答え合わせ

 

もう一つ、このドキュメンタリーで答え合わせされていたことがあります。

それが、”ヘックス”に関する事柄。

 

もっと具体的に言うと、あの”ヘックス”の世界が何だったのか?ということです。

こちらについては、製作者の方の語りではっきりと明言されていました。

 

「ワンダの世界は、彼女の安息の地よ。
だからヘックスが軍事基地を取り込んだ時、
楽しい場所に変わる。
バカげてるけど、サーカスになるの。」

「ウエストビューはワンダの理想の街よ。
これが基準なの。
家の中も外も町もワンダのイメージ通り。
コンセプトは、子供の頃から望んでた現実をテレビ番組で再現すること。

 

最終回第9話終了時点で、なお私たちに投げられていた問の答えが、直接明らかになった形です。

 

 

モニカ(ジュラルディン)の発したセリフ、

「すべてワンダよ。」

という言葉が真実でした。

 

期せずして答え合わせの機会に恵まれました。
これを踏まえた上で是非もう一度見返したいですね…!

 

『ワンダヴィジョン』の意味

 

具体的には、『ワンダヴィジョン』を経てワンダがどう変わったのか、ということです。

この点については番組内のセリフを引用させていただきたいと思います。

 

エリザベス・オルセン
「ワンダはこの旅の最後で、初めて自分を受け入れることができたの。
いままでの苦しみを乗り越えて、ようやく心の平穏を手に入れたのよ。
ワンダの別の一面が花開いてワクワクしてる。」

 

『ワンダヴィジョン』を経て、子供の頃から続く悲しみの連鎖に蹴りをつけたワンダ。
今後が楽しみでなりませんね。

 

制作陣が最後に託したメッセージ

 

そんな『ワンダヴィジョンの裏側』ですが、番組のラストに、第8話のヴィジョンのセリフがプレイバックされます。

 

愛するものがいなかったから
失う悲しみもなかった。
嘆くのは、愛を貫いている証拠なのでは?

 

覚えていますでしょうか。

第8話、アガサに連れられて過去への旅に出たシーンで、ピエトロを失ったワンダへヴィジョンが”持たざるもの”の立場で励ますシーンでのセリフです。

 

これこそが、きっと『ワンダヴィジョン』、ワンダの生き方を通じて私たちが受け取るべきメッセージなのでしょう。

なんと心強い言葉なのでしょうか。

 

あのような結末を迎えたワンダですが、このヴィジョンの言葉が心の中に生きていると思うと、少し明るい気持ちになれます。

 

【まとめ】

 

今回の記事では、『ワンダヴィジョン』の裏側に迫るドキュメンタリー、『ワンダヴィジョンの裏側』について紹介しました。

 

数々の答え合わせや、各シーンのプレイバック。

また、ここでは触れませんでしたが、いかにマーベルにとって今作が挑戦的なものだったのか、

そしてどれほどの思いを込めて制作されたのか。

 

この57分の番組は、もはや一つの映画と言っていいくらい、『ワンダヴィジョン』を楽しんだ私たちに訴えかけてくる物がありました。

 

『ワンダヴィジョン』を全力で楽しんだ私たちにとってボーナスステージのような作品でした…!

 

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